そんな声が頭上から降ってきて、反射的に目を開ける。
声のした方へ動かした眼球のど真ん中に移るのは、春先の外出には明らかにおかしいパジャマ姿の女の子
真ん丸な目をさらに丸くさせて、小首を傾げる仕草に、ああこいつと関わるとしずいタイプだと直感で悟った。
眠ったふりをしてやり過ごそうとしたものの、一向に去ろうとしない気配にいい加減いら立ってくる。
仕方なく返事をすると、くすぐったい何かが顔や首に触れた
思いのほか耳の近くで聞こえた声。
嫌な予感がしながら薄く目を開けると、文字道り目と鼻の先にそいつの顔があり、長い髪の毛が下りてきた。
飛び上がって起きる俺をあっさりと避けたあたり、鈍くさくはないそうだ。
俺一人が心臓に野球部のエースの剛速球を食らったような衝撃を受けて、ペースを乱される。
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投稿がめっちゃ遅くなってすみません!
これから書いていきます!
☆と🌾お願いします!
あと短くてすみません!
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!