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第2話

きみと、夢を見た日(2)
69
2018/11/10 10:36
詞織
詞織
なにしてるの?





















そんな声が頭上から降ってきて、反射的に目を開ける。
声のした方へ動かした眼球のど真ん中に移るのは、春先の外出には明らかにおかしいパジャマ姿の女の子
朔
…………は?
詞織
詞織
え?




















真ん丸な目をさらに丸くさせて、小首を傾げる仕草に、ああこいつと関わるとしずいタイプだと直感で悟った。
詞織
詞織
えっと………なにしてるの?


























眠ったふりをしてやり過ごそうとしたものの、一向に去ろうとしない気配にいい加減いら立ってくる。
朔
……なんだよ









仕方なく返事をすると、くすぐったい何かが顔や首に触れた
詞織
詞織
喋った!








思いのほか耳の近くで聞こえた声。
嫌な予感がしながら薄く目を開けると、文字道り目と鼻の先にそいつの顔があり、長い髪の毛が下りてきた。
朔
うわぁあ!おまっ、何してんだよ!馬鹿か!
詞織
詞織
え?うーん、バカではないかなぁ。あんまり頭がいいわけでもないけど






飛び上がって起きる俺をあっさりと避けたあたり、鈍くさくはないそうだ。
俺一人が心臓に野球部のエースの剛速球を食らったような衝撃を受けて、ペースを乱される。

















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投稿がめっちゃ遅くなってすみません!
これから書いていきます!
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