第3話

1話
15
2025/10/06 18:00 更新
私は上手く成長できなかったため、

生まれつき片目が溶けてしまっていたらしい。


周りの人達からは気味の悪い子だと言われた。


悪魔の子だの、呪われた子だの、

こういう言葉をかけられてばかりだった。

一人の女の人が育ててくれていたが、

その人に毎晩殴られていた。


昼間は働かされて、夜は殴られ、

いつも一人で泣いていた。

女の人を母親だと思っていたけれど、

女の人
私は、お前なんかの母親じゃない!
と言われた。


その後、母親の妹だということを知った。


女の人
アンタの母親は私の好きな人を盗んだの!
女の人
アンタなんかッ……


ドガッ ドスッ…ドスッ……
月夜野 星蘭
月夜野 星蘭
ごめッ…ごめんなさッ……(泣)
男の人
おいおい…
男の人
こんな可愛い子に何してるんだよ。(汗)


その女の人は恋人がいた。
女の人
ッ……アンタも私から奪うんでしょ!!
男の人
落ち着けって!
男の人
もう今日は疲れただろう?
女の人
うん…
男の人
この子は私から言っておくから。
女の人
手出したら許さないからね。ギロッ
月夜野 星蘭
月夜野 星蘭
ッッ……(泣)


ガタンッ……



男の人
こっちにおいで。
男の人
私の部屋に行こう。
月夜野 星蘭
月夜野 星蘭
いやッ…!!(泣)
バッ…

男の人
頼むよ。君が来ないと困るんだからさぁ。
男の人
あんな女とヤリたくないんだよ。
月夜野 星蘭
月夜野 星蘭
離してッッ…!!
男の人
君の方が若くて可愛いから…



この男の人も怖くて気持ち悪かった。
いっその事……







そんなことを考えていた時に

お見合いの話し合いができた。

でも、私は目のことで無理だと何度も思った。





でも…


柊 照光
柊 照光
初めまして。
月夜野 星蘭
月夜野 星蘭
…はじめまして。
柊 照光
柊 照光
柊 照光と申します。
柊 照光
柊 照光
よろしくお願いします。ニコッ
月夜野 星蘭
月夜野 星蘭
お願い…します。


柊 照光
柊 照光
これはね、かに座だよ。
月夜野 星蘭
月夜野 星蘭
かに座…?
柊 照光
柊 照光
うん!
柊 照光
柊 照光
星蘭さんは何が好き?
月夜野 星蘭
月夜野 星蘭
えっと…これ。
柊 照光
柊 照光
一緒だ!僕もこれが好き!!
生まれて初めての優しさをくれた人は

旦那様だった。



それからは旦那様と婚約を交わして

旦那様が18歳を迎えた後に

結婚式をすることになった。




私の屋敷は旦那様のご両親が用意してくださったので、そこで住むことにした。


育ててくれた女の人は

私と離れることをとても嬉しそうにしていた。


私もやっと解放されて、自由になれた。




それからの毎日が幸せだった…






でも、その幸せが永遠に続くことは無かった。



結婚式が行われる前日のこと、


私は旦那様と会っていた。
柊 照光
柊 照光
星蘭ちゃん。
月夜野 星蘭
月夜野 星蘭
はい?
柊 照光
柊 照光
明日で君と夫婦めおとになれるね。
柊 照光
柊 照光
僕、絶対に君を幸せにするよ。
月夜野 星蘭
月夜野 星蘭
私も旦那様を幸せにします!!
ナデナデ…
月夜野 星蘭
月夜野 星蘭
(頭撫でられてるッ…嬉しい〜!♡)
柊 照光
柊 照光
星蘭ちゃん、
明日は名前で呼んで欲しいな。
月夜野 星蘭
月夜野 星蘭
名前ですか?!ドキドキします! ///
柊 照光
柊 照光
くん付けは無しにしてほしいな。
柊 照光
柊 照光
明日だけでもお願いしたいな。
月夜野 星蘭
月夜野 星蘭
(えぇ?!!///)
柊 照光
柊 照光
…///
月夜野 星蘭
月夜野 星蘭
旦那様も呼んでくださいますか…?
柊 照光
柊 照光
呼んじゃ…ダメかな?
月夜野 星蘭
月夜野 星蘭
いえっ!ぜひ呼んでください!!
柊 照光
柊 照光
ありがとう。ニコッ
月夜野 星蘭
月夜野 星蘭
明日はく、口付け…をするんですよね?
月夜野 星蘭
月夜野 星蘭
…緊張します。///
柊 照光
柊 照光
練習…する?
月夜野 星蘭
月夜野 星蘭
えっ…?!!今ですか?!


柊 照光
柊 照光
してみる?
月夜野 星蘭
月夜野 星蘭
…します!!
月夜野 星蘭
月夜野 星蘭
(れ、練習だから!!大丈…)



ソッ…((星蘭の口に手を添える


月夜野 星蘭
月夜野 星蘭
ングッ……え?
柊 照光
柊 照光
すると思った?
柊 照光
柊 照光
明日の楽しみにしたいから今日はダーメ。
月夜野 星蘭
月夜野 星蘭
そ、そんなぁ……
柊 照光
柊 照光
今日は…
チュ……





柊 照光
柊 照光
額で我慢してね。
月夜野 星蘭
月夜野 星蘭
ひゃ、ひゃいぃ… //////
月夜野 星蘭
月夜野 星蘭
(頭回らないよぅ……)
柊 照光
柊 照光
また明日ね。ニコッ
月夜野 星蘭
月夜野 星蘭
旦n…照光くん、また明日!!
柊 照光
柊 照光
ッッ……?!//////
月夜野 星蘭
月夜野 星蘭
名前で呼んじゃったぁ… //////






次の日に幸せが崩れるとは予想もしていなかった。



ドンドンドンッ……
近所の人
星蘭ちゃん!!(汗)
月夜野 星蘭
月夜野 星蘭
はーい!
近所の人
夜中にごめんね…。柊家の坊ちゃんが鬼に襲われたみたいでッ…(汗)
近所の人
奥さんは重体なの…


バッ…

近所の人
星蘭ちゃ…!!
タッタッタッ……


月夜野 星蘭
月夜野 星蘭
(旦那様ッ…お願い!!生きていてッ…)






ガラッ…


ドサッ……
月夜野 星蘭
月夜野 星蘭
ぁ…あぁッ……(泣)
柊 照光
柊 照光
……
ギュッ…
月夜野 星蘭
月夜野 星蘭
旦那様ぁぁ…!!(泣)
月夜野 星蘭
月夜野 星蘭
いやッ……いやだッッ…
旦那様は息をしていなかった。



なので、血を拭き取って埋葬してあげた。

旦那様の望みだったから…
柊 照光
柊 照光
もし、僕が亡くなったら…
月夜野 星蘭
月夜野 星蘭
旦那様が亡くなるなんて嫌です。
柊 照光
柊 照光
もしもの話だよ。
柊 照光
柊 照光
人間はいつか命が尽きるからね。
月夜野 星蘭
月夜野 星蘭
……
柊 照光
柊 照光
その時は星蘭ちゃんが埋葬してほしいんだ。君のその暖かくて小さな手で…。
柊 照光
柊 照光
こんなこと頼むなんてカッコ悪いよね…。
月夜野 星蘭
月夜野 星蘭
(旦那様はカッコ悪くなんてない。)
月夜野 星蘭
月夜野 星蘭
ッ……(泣)


育ててくれた女の人が教えてくれたから。
手を合わせて。


他の人も埋葬してあげた。







埋葬し終わると鬼殺隊の人が来た。
月夜野 星蘭
月夜野 星蘭
あ…
鬼殺隊
貴方、お名前は?
鬼殺隊
えっと…怪我はしていないみたいね。
月夜野 星蘭
月夜野 星蘭
私…月夜野 星蘭です。
月夜野 星蘭
月夜野 星蘭
私でも…鬼を倒せますか?
鬼殺隊
うん。頑張れば倒せるよ。
月夜野 星蘭
月夜野 星蘭
連れてってくださいッ…!!
月夜野 星蘭
月夜野 星蘭
私みたいな人が少しでも少なく…
鬼殺隊
私も同じ気持ちよ。おいで。



それから、私は鬼殺隊になった。

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