師範は柱を引退して、育て子を育てている。
私が柱になったことを伝えたら、
泣いて喜んでくれたが、心配もされた。
今では鎹鴉を通して、手紙を送っている。
長めの非番の時は会いに行っている。
それからは多くの人を救った。
救った人は泣きながらお礼を言ってくれた。
まぁ、たまにはそうじゃない人もいる。
そりゃ、そうだよね。
私も同じ気持ちになってしまうから。
柱になって、すぐに継子が来ました!!
ギュッ……
凄く可愛い子で、大好きな子だったの。
でも、2年後に亡くなってしまった。
その鬼は逃してしまったらしい。
この時の私は丁度近くで任務をしていた。
自分の任務を終え、凛がいる所へ向かった時には
もう遅かった。
凛はまだ意識があった。
急いで蝶屋敷に向かえば間に合うはずだと…
またダメだった。
守りたいモノはいつも消えてしまう。
どうしてだろうか…
そんな時に任務で救った子が継子になりたいと
何度もお願いに来た。
私は入隊した理由を思い出して
頑張ろうと思えた。
その後も
タッタッタッ…
ザシュッ
継子が2人になって賑やかになった。
男の子が二人だと少し大変だけれど、
ちゃんとルールを守ってくれるから楽だよ。















編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。