第65話

花言葉を君に。
1,612
2024/03/03 09:37 更新




















ak
 緑の花ってあるのかな! 





俺はぷりちゃんと2人で
花畑の道を歩く。




pr
 、、あそこに黄色の花、咲いてるで、 
ak
 あ、ほんとだ〜! 





黄色の花がたくさん咲いてる場所の近くに、
緑に広がった花畑もあった。




ak
 そうだ!一輪ずつ選ぼうよ! 
ak
 俺らでまず自分の選んで、
 その後それぞれに合う花を選ぶの! 
pr
 、ええよ 
ak
 じゃ、お互い探していこ! 





俺は黄色の花を色々見て回った。
正直花言葉とかも花の名前も分からないから、
見た目だけでしか決められないけど。




ak
 うーん、どんな花があるのかな、、 





歩きながら見ていくと、
ふと目に止まった花があった。




ak
 これ、ヒマワリ、? 





ヒマワリに似てるようで、
少し小さい花。
綺麗な黄色が目につく。




ak
 これにしようかな、! 





名前も知らないこの花を何本か摘み、
ぷりちゃんの方へ向かった。



















pr
 、、 





自分で花かんむりにする花を探さなくてはならない。
あの施設で花についても勉強をしてたから、
花言葉などは良く分かる方だった。




pr
 、! 





花弁が重なり合うような、可愛らしい花。
その花の花言葉はすぐに出てきた。




pr
 ジニア、、 





花言葉は、__




pr
 、、 
ak
 ぷりちゃ〜ん! 





あっきぃが少し離れた所から
花を手に持ち歩いてくる。




ak
 どう?選べた? 
pr
 まぁ、一応、 
ak
 よし!じゃあ次は反対! 
ak
 俺が緑の花選ぶから、
 ぷりちゃんは黄色の花選んできて!! 
pr
 はいはい、 





そう返事をすると、
あっきぃは早速花を選ぼうと
此処ら辺を歩いて回っている。




pr
 呑気やな、 





今1番命の危険に晒されてるのに。
あっきぃは変わらず笑顔で、楽しそうで。
俺を何度も、助けてくれる。




pr
 、、よし、 





俺はすぐに黄色の花を決めて、何本か摘んで
あっきぃの方へ戻った。




ak
 うーん、、 
ak
 これが良いかなぁ、、 
pr
 あっきぃ、 
ak
 わっ、!? 
ak
 もう選んだの!? 
pr
 うん。 
ak
 ええ、っちょっと待って! 





あっきぃが焦りながら花を選ぼうとする。




pr
 、、待ってるよ 
pr
 そんな焦らんでも、俺は此処に居る。 
ak
 、、! 
ak
 うん、! 





あっきぃはゆっくり、緑の花を選び始めた。




ak
 この花綺麗じゃない?! 





花を摘んで俺に見せる。
それは緑色のカーネーションだった。




pr
 うん、綺麗やな。 
ak
 ぷりちゃんに似合ってるし、これにする!! 





緑のカーネーションの花言葉は、
無垢で深い愛。
あっきぃの愛は、暖かい。




pr
 、、ありがと、笑 
ak
 !! 
ak
 うん、! 
pr
 行くか、 
ak
 そうだね!あっとに作ってもらおう! 





2人で歩く花畑。
静かで、落ち着く。




ak
 この花、なんて名前なの? 





あっきぃが、俺から受け取った黄色の花を
見ながら聞いてくる。




pr
 それは、「ミモザ」 
ak
 ミモザ、、 
ak
 凄くお洒落な花だね、! 
pr
 そうやね、 
ak
 嬉しいな、 
pr
 、? 
ak
 こうやって今も笑っていられるのも、 
 みんなで生きているのも、奇跡だよね。 
pr
 奇跡もあるけど少なからず、 
 あっきぃ達の努力でもある。 
ak
 !! 
pr
 だからその、今までの感謝も含めて、 
pr
 ほら、ミモザって、幸せの花って意味もあるから。 
ak
 ぷりちゃん、、 
ak
 、、ありがとう、 





あっきぃは、ミモザを強く胸の辺りで握りしめる。
俯いてじっとしながら。




ak
 俺、怖いんだ。 
ak
 俺だけ、死んじゃったらどうしよう、って。 
ak
 みんな、俺を助けるために色々してくれて、 
ak
 あのかあいいちゃん?って人も、
 俺のために薬を作ろうとしてくれて。 
ak
 嬉しかった。泣くほど嬉しかったよ。 
ak
 でも、それでも俺だけ助からなかったら、 
ak
 俺が死んだあと、
 みんなを不幸にしちゃうんじゃないかな、 
pr
 、、 
pr
 そりゃそうやな。 
ak
 っ、 
pr
 あっきぃが死んだら、俺もみんなも不幸になる。 
pr
 だから生きるんや。 
pr
 死ぬ気で、生きていくんだ。 
ak
 、、! 
pr
 俺ら、何度も死にそうになってる。 
pr
 それでも粘り強く生きてる。 
pr
 生き抜くんや。 
pr
 今を。 
ak
 、、それでも、俺が死んだら、 
pr
 あっきぃが死んだら、俺も死ぬ。 
ak
 、、 
pr
 なぁ、あっきぃ。 
pr
 あっきぃは前、俺にこう言ってくれたよな。 










ak
 離れないよ。 
ak
 絶対、離れない。 
ak
 俺が誰のことも離さないから。 










pr
 俺だって、みんなから離れたくない。 
pr
 言ってなかったけど、
 俺だって少々厄介なんよ、笑 
ak
 っ、( ポロポロ 
ak
 離れっ、ないで、よ?笑 ( ポロポロ 
pr
 もちろん。 
pr
 離すつもりないから。 
pr
 もうこれ以上、 





これ以上、誰かと、大事な人と離れたくない。









俺が選んだ緑の花。
ジニアの花言葉は、

絆。




そして、“不在の友アマル達を想う”。














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