涼介「大丈夫?落ち着いた?今光君も呼んでるから」
あなた『ごめんなさいっ·····』
宏太「謝ることじゃないよ」
光「あなた!!大丈夫か?ごめんな·····」
光が戻ってきた瞬間私は光に飛び込み静かに泣いた。
泣いてる間光はずっと私の背中を優しくさすりながら大丈夫だよと言い続けてくれた。
その声と温かい手に安心したのかいつの間にか眠ってしまった。
光side
光「みんなごめん。びっくりしたよね。」
裕翔「いやそれは良いんだけどさ、大丈夫なの?」
光「あいつ·····両親に捨てられてるんだ。なんて言うか正しい愛情を貰えなかったっていうか·····」
上手く言えなくて言葉を詰まらせる。
あの家から離れて4年経った今でもあいつの心の傷は癒えてないし縛られたまま。
宏太「そっか·····。ずっと苦しんでるんだな」
光「過去は変えられないけど心の底から笑って欲しいんだ。だからやりたいことを見つけて欲しいと思って」
涼介「そういう事だったんだ。あなたちゃんにも夢が出来るといいな」
メンバー全員が協力すると言ってくれた。
やっぱりこいつら最高のメンバーだな。
発作が出た時はみんなでカバーすると決めた。
あなたがしばらくすると起きてきた。
光「大丈夫か?」
声をかけると小さく頷いた。
光「おいで」
そう言って両手を広げると戸惑うことなく真っ直ぐ胸に飛び込んできた。
小柄でなんかうさぎみてぇだな。
あなた「光·····さっきはごめんね」
光「お前が謝ることなんてひとつもないよ。」
申し訳無さそうに謝ってくるあなたに優しく微笑む。
ごめんねが口癖になってるんだな。
幼いながらに考えて考えて出た言葉がごめんねなんて悲しいよな。
あなた「光、ありがとう」
そう言って微笑んだあなたの笑顔が可愛すぎた。












編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!