君の顔、しっかりとは見えなかったけど
顔を近づけて、君の顔を見に行ったことも
君が顔を近づけてくれたことも
懐かしい…思い出
雲から落ちた状態でしばらくすると急激な眠気に襲われて、急降下しながら昔のことを思い出して眠ってしまった。
そして、目覚めると知らないところにいた、、、
というのはほんの少し嘘で、見たことのある遊具や砂場のある公園が眼の前にあった。
ただ、違うのは視界。
君に持ち上げられたときと同じ、自分だけでは見れない景色が広がっていた。
それに、いつもよりも景色ははっきりと見える。
ただ、周りの音はあまり聞こえないし、匂いをかごうとしても、うまく周りの匂いをはっきりと理解できない。
いつもより高い視界、はっきり見える景色、前よりも聞こえない音、うまく拾えない匂い。
そうして、私は肉球がない手を見た。
あの胡散臭い自称神様の言っていた通りということなのか…
そう思い、拳を握る。
とりあえず、自分の状況は理解できた。
自分は背的に4〜6歳程度、幼稚園生ぐらいかな。
それに、自分が何者かも把握しなければならないのだが…少し情報が多くて把握に時間がかかる。
急に後ろから声がして振り向くと、
オレンジと黄色がグラデーションになっている髪を持つ少年が立っていた。
少年は穏やかな表情をして微笑んだ。
なぜ、少年は私に”私の名前”を教えているのか、
だって、少年は今の私の状況を知らないはずなのに…
そう考えていると少年が口を開いた。
「___さん!」
昔のことを思い出して、ぼーっとしていたせいか、
2人を心配させてしまったようだ。
正直に言うと茶子さんは納得したような仕草を見せ
メテヲさんは呆れたような悲しいようななんとも言えない表情をして、
その場の空気が暗くなってしまった。
2人との買い物から、誰もいない家に帰ってきた。
誰もいないので自分の声に反応する人はいない。
君の近くで見ていたから、彼が目指していた
”巡吹高等学校”という高校だったことはわかる。
そこに君は受かっているのかまでは見届けられなかったけど、
__君との再会までーあと1週間__
お久しぶりです。
名前に「ほぼ無浮上」と書いた通り、全然更新はしなくなります。
今回みたいに、たまに更新する場合もありますので物語に関しては気長にお待ちください。
また、今回は2.5話での別視点での小話を同時に更新しておりますので、そちらもお読みくださると嬉しいです。
文章内で、「君」という単語が多いですが、これはめめの飼い主の指しています。
では、
【おつあわ】













編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。