杏「何が?何が違うのよっ!」
彰人「お前は。お前だろ!双子だからって何もかもが一緒じゃねぇ!俺は姉貴がいるが趣味とか全然違ぇ!お前はお前らしくしてればいいんだよ!」
杏「そんな事ッ、そんな事。」
モブ「ねぇ。鈴~」
鈴『どうしたの~』
モブ「鈴のお姉ちゃんっていつもあんな感じなの?」
鈴『うんうん。いつもは違うよ!』
モブ「でもさー顔とか全然違うくない?」
鈴『だってメイクしてるからだよ!』
モブ「でもさ、鈴のお姉ちゃんより鈴の方が可愛い!」
鈴『それは嬉しいなッ!』
モブ「www」
こはね「杏ちゃん…」
杏「何?鈴はなんなの!なんで、なんでそんな事言えるのよっ!」
冬弥「1回落ち着け白石」
杏「あんな事言われたら落ち着けないよ。やっぱり私達って双子なんでね、」
杏「鈴はずっと!ずっと、私より上だった…」
杏「でも私は姉だからって鈴を見下していた…鈴も自分の方が可愛いからって私を見下しっている。やっぱり双子…」
彰人「そうだよ。鈴とは双子って自覚できたかよ。」
杏「うん。でも鈴の_______がなった。」
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。