第39話

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2021/07/12 07:33 更新


ブー…ブー…っと小さくポケットが揺れた



仕事で使用するために入れた電源




相手はきっと……一虎くん





春「鳴ってんぞォ」
と不機嫌そうに言う春を横目に携帯を取りだした






【羽宮 一虎】

何件もの電話やショートメール


"大丈夫?"
"仕事終わった?"
"まだ、かかりそう?"




と。

その1件に"電源切れてて、ごめん。家にいる。また連絡するね"と返し、ポケットにしまおうとした





スルッとあたしの手の中から携帯が消え、にこにこと春が携帯を持つ






前にもこんな光景があった。
デジャブ……。






春「へ〜…羽宮一虎ね〜」
そう不気味に笑った







次の瞬間



""ポチャン""



と、小さな水音がなり 春の手には携帯は無かった





「なにやってんの?…馬鹿なの?ていうか、馬鹿でしょ。ふざけんな。クズ! 仕事の連絡もそれに来るんだよ?!わかってんの?」


今まで言ったことのないような、言葉があたしの口からペラペラと出た







春「わかっててやってるよ?」
なにか、悪い事でもしましたか?と言うような表情に更にあたしはイライラした

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