個室のあるお店に入る
前みたいに優しく話してくれる師匠
席について
お互いの顔を見合う
師匠の、気持ち?

好きって
師匠が私を?
女の子としてって
私と同じ気持ちだったってこと?
駄目だ止めないと話が進んでる
どうしよう
どうしたらいいんだろう
いろんな感情が混ざって涙が出てくる
だってまさか同じ気持ちだなんて、思ってなかったから
どうしたら伝わるかも分からなくて
ただただ、好きだと言う事しか出来なかった
師匠も混乱してるみたいで、
ふわっと師匠の香りに包まれる
あぁ、あの時の匂いだ
落ち着く香り
手を握って私の目を真っ直ぐみる
ルンルンで会場に戻る
し、涼架さん
あ、圧を感じる…
彼氏って言うの、なんか照れくさいな















編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。