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ある夜
望まれない子が生まれた。 両親にとってもいらないものだったし、 すぐに×する予定だった。だが、1人の女が望まれないはずだった子を望んだ...否、望んでしまった。1人の女(後にシャーロットととする)は、望まれない子、、、妹が生まれたことを大層喜び、親が×するのを防いだ。名前もつけた。『エミリー』と、
虐待されながらも、エミリーは、シャーロットのおかげですくすくと育った。
だが、 幼いエミリーの身体は 傷だらけだった... シャーロットが一生懸命守っても、限界があった。
どれだけ 両親 に やめて、 と言っても やめてくれない 。 むしろ、喋ったら殴られる。こわくて、こわくて恐怖しか無かった。 そんな日々が続く、、、
そう2人は思っていた。
ある日 両親が 帰ってこなくなってしまった。
【続きあり】
編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。