ハンside
銃を片手に持ち、回しながら余裕そうな話し方をするその人。
あぁ…殺されるんだなぁ…
もう少し…あの人の言いなりじゃなくて、自立したかったなぁ…
その時、身長の高い人の後ろからもう1人の人が来た。
そう言って最初にいた1人の人がこちらへ来る。
BOSSは死を感じたのか急いで僕を引き寄せて僕を盾代わりにした。
目の前で1人の人がBOSSを殺した。
僕はいつの間にかもう1人に背後を取られ、軽く抑えられてしまった。
少し抵抗はしたけど、対応する力の強さからもう勝てないと悟った。
本当は死にたくなかった。
もう少しいい仲間がいたらいいのに…
小さい頃からずっといて、BOSSのお気ににされて…
死んだ方がマシじゃん…
最後に僕を抑えてくれる人を見た。
その人の顔はなぜか泣きそうだった。
殺すのになんで泣きそうなの…?
トンッ
手刀が首に入った。
ヒョン、と言われた意味がわからないまま、僕は意識を手放してしまった。












編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。