⚠️自殺、いじめの話です 嫌な人は見ないようにしてください!!!!!(見なくても大丈夫なように話は進めます!)
あれは6月
雨がたくさん降る、空も気持ちも暗い季節の日のことでした
一言でまとめるならクラスメイトが1人自殺しました 理由はいじめです
その一言でまとめられる話だったのです 本当は
自殺やいじめが簡単な問題だとは1㎜も思っていませんし1㎜も許してはいけないことですけど
けれど、問題は事件が片付いたあとでした
要するに責任転嫁です
お陰でクラス内の雰囲気は最悪です
そんなわけで学級委員長であるあなたの下の名前は先生に
と言われてしまったのです
でも、そんなことできるはずがありません
なのに、先生はしょっちゅうあなたの下の名前に、
と言ってくるのでうんざりしているのです
クラス内の雰囲気は最悪だし、先生は「例の件はどうなった」とばかり言ってくるし
これがあなたの下の名前が学校に行くのが憂鬱な理由です
06
未幸ちゃんと別れて私は教室に入ります
クラスメイトは一瞬こちらを見てまた視線を元に戻します
「………」
あなたの下の名前も誰とも話さず誰も見ずに席につきます
"こんなこと"になるまえはあなたの下の名前が教室に入る前は、
なんて会話が展開されてましたけど
そんな会話もなくなりました
気まずい雰囲気のまま、最悪な雰囲気のまま
学校が終わります
憂鬱から始まり憂鬱に終わる
それが半年ほど続いています
きっと中学校を卒業するまで続くのでしょう
そして、中学校を卒業しても一生記憶に残るのでしょう
黙っていればそのうち先生は呆れてどこかに行くのでそれを待つだけです
ああ、早く事務所に行きたいのに
事務所というのはエンデヴァー事務所つまり、お父さんのところです
家ではお父さんと会えないのであなたの下の名前はいつも事務所の前で待ち伏せしてお父さんと話そうとしているのです まあ、うまくいったためしは今のところ一度もありませんけど…
私は幼稚園の頃は分からなかった「失敗作」の意味を知りました 知ってしまいました
けれど、失敗作がずっと失敗作でいないといけないわけではありません
失敗したのなら次は成功すればいいのです
そうやって人は成長するのだから
失敗はしたいものではないけれど、1度も失敗したことがないというのも考え物ですからね
成功しかしない人は失敗を知らないままになってしまう
後悔を知らない人になってしまう
焦凍がお父さんに見てもらえているのは焦凍がお父さんに認めてもらえる力を持っているから
なら、私もそれと同じくらいの力を手にいれればいい
そうすればきっと…きっと…













編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。