4.当たり前みたいに隣にいる
あなたが小声で突っ込むとクラスメイトがクスクス笑う
スンミンは気にした様子はなく、あなたの机の横に立ったまま動かない
そんなやり取りをしていると、チャイムが鳴る
昼休み
スンミンは当たり前のようにあなたの前の席に座る
周りの視線がちょっと集まったのを感じて、あなたは小声になる
あなたは首を傾げる
本当にわかってない顔だった
スンミンはその様子を見て、小さく笑う
予想してなかった質問に、あなたは一瞬言葉に詰まる
あなたは慌てて否定した
そう言ってから、少し笑う
その言葉に、スンミンの表情が柔らかくなる
騒がしい昼休みの中で、気が付けばスンミンが隣にいるのが自然になりかけている
嫌じゃない
むしろ、いないと少し静かすぎる気がしてしまう
ーーーーまだ、それが何なのかは分からないまま。
あなたは前でパンを開けているスンミンをぼんやりと見ていた















編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!