第34話

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2020/10/18 14:08
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「 可愛い…っ 」

指はつーっと身体の輪郭をなぞって
蜜部に触れる

『 …んぁっ 』

「 だいぶ濡れてるなあ、」

自分でもわかるくらい誠也くんの指と
自分の愛液が交わる音が響く。
その厭らしい音に興奮して、止まらなくなっての
繰り返し。

「 なぁ、」

誠也くんも余裕なさげな顔をして指をとめた。
でも誠也くんの言うことは全く逆。

「 指、挿れていい? 」

一方私はと言うと、余裕なんてとっくに
無くなっていて、ただただ誠也くんを
求めてた。ナカが誠也くんを求めて疼いている。

『 挿れ…てっ、/ 』

「 それはズルいで、」

短く会話が終わったところで、誠也くんの指は
ナカに入ってくる。

『 …っん、あぁっ、』

入口のすぐの所に誠也くんの関節が当たるのが
気持ちよくて、当たる度に声が自動的に出てしまう。

「 ここ、多分壁薄いで? 」

なんて意地悪く笑う誠也くん。
完全に雄の顔をしている。言われてから、
確かにそうだと思って、頑張って声を抑えようと
するも、誠也くんの指はそんな私の心を
見抜いているかの様に、気持ちいい所にしか
当たらない。

『 誠也っ、くんっ、んんっ… 』

「 エロっ、喘ぎながら名前呼ばれんのやばい 」

そんな事言ってなくていいから、早くその手止めて
じゃないと、じゃないと…

『 んっ、ダメっ、イッちゃうっ、』

「 いいよ、イッても、」

『 ダメっ、誠也くんっ誠也くんっ、』

止めてもらいたくてイクって言うたのに、
対象的に指は激しく動く。

『 あっ、ん~っ… 』

誠也くんの指によってイカされてしまった事に
何かよく分からない恥ずかしさが込み上げてきて
顔が紅くなっているのが自分でも分かる。

「 自分だけ気持ち良くなるつもりなん? 」

下の口に誠也くんのモノが当てがわれる。
信じられないくらい硬くなっていた。
素早くゴムをつける、

逝ったばかりの私は呼吸を整えるのに必死で
他のことは頭に入ってこなかった。
でも今日はおかしなことに、逝ったばかりなのに
まだ気持ち良くなることを考えている。
誠也くんのソレが欲しいって、

「 挿れてええ? 」

ちゃんと確認してくれるとこ。
私は必死に縦に顔を振る。

「 まダメって言われても挿れるけど 」

ソレはゆっくり入ってくる。
根元までしっかりと入る頃には、私も誠也くんも
余裕のない顔をしていた。
普通に挿入しただけなのに、奥まで当たってるし
誠也くんの顔を見るとキュウっとナカが締まる
ような気がした。

「 そんな締めたらあかんて…っ 」

誠也くんが腰を振る度にいい所に当たって
声が出る。でも、お隣さんに聞こえたらどうしよう
という不安が襲うと口を塞ぐためにキスをせがむ。
そうすると、誠也くんは優しくて熱いキスをしてくれる。

なんて幸せな時間。
ああ、このままずっとこの時が続けばいいのに
なんて世界はそんな甘い考えでは生きていけない事を
知るなんてこの時の私達は何も知らなかった。


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