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それは突然に起こってしまった。
今日もいつものように8時近くまで残業で、
オフィスに残っているのも私だけ。
いつものように仕事を片付けて、
帰る支度をして。
偶然居合わせる正門と一緒に途中まで歩いて帰る。
正門はここ最近急激に太ったらしく、
ダイエットの為に歩いてきてるんだとか。
正門といつも別れる1つ前の交差点でそれは起こった。
急に目に車のライトが飛び込んできたかと思えば
ふわっと軽くなる体。誰かの鋭い声。
紛れて聞こえる正門らしき声。
あまりに沢山の事が一気に起きて
頭が混乱しているうちに、私は意識を手放した。
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今日もあなたちゃんは遅い。
それはお仕事を頑張ってるから。
分かってるんやけど…
やっぱり一人で家にいるのは寂しい。
テレビの音と時計の秒針の音が交互に聞こえるだけ。
よし!今日こそあなたちゃんを迎えに行こう!
あなたちゃんが帰ったら、次何色に髪の毛染めるか
一緒に考えてもらうんや!!
1歩家の外に出ると、騒がしくパトカーと救急車が
道路を走り抜ける。
なんかあったんやろか、事故かな。
なんて他人事と思ってると、見覚えのある黒髪短髪。
落ち着かない様子で救急車に乗り込もうとしている。
急に犬の嗅覚が何かを察知した。
考えるよりも先に体は正門の元へ動く。
人混みの中を掻き分け、そんなはずはないと
頼むからあなたちゃんじゃないように。
それだけを願って。
でも予想は的中した。
末「 正門っ… ! 」
正「 どうして僕の名前… 」
末「 そんな事は今どうだっていい、
何があったか教えろ …っ 」
全速力で走って上がった息を宥めながら、
正門に問いかける。
正「 まずあなたを病院に送らないと 」
末「 俺も行く 」
救急車に半場無理やり乗り込んだ。
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編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。