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「 あなたちゃん、ちょっとこっち向いて 」
誠也くんと目が合うと、まるでまだ車を
発車させてない正門に見せつけるような
キスの嵐。
『 ちょ、誠也くんっ、、 』
必死に抵抗するも、男の人相手に私の力は
無力で。
嵐がやんだのは、正門が見えなくなった後
だった。
「 俺今日無理やわ、おかしくなりそう 」
『 どういうこ… 』
私がまだ言い終わらないうちに、開きかけたドアが
勢い良く誠也くんによって、開けられて、
家に入るや否や、ひょいっとお姫様抱っこされる
『 誠也くんっ、』
真っ暗の家の中を迷うこと無く向かった先は、
寝室。
ベッドの上に私を置いて、誠也くんは私の上に跨る。
「 あなたちゃん、」
『 なに? 』
「 俺な、あなたちゃん大好きやで、」
いつももういいって言うほど言われる大好きでも
今日の大好きは、またなにか特別な事が始まろうと
しているようだった。
『 私も、誠也くん大好きだよ? 』
誠也くんは微笑んだまま、また私にキスをする。
息なんかする暇もないような。
誠也くんの手と私の手が難しく絡み合う。
ただただ誠也くんのキスに夢中になっていた。
甘くてとろけるような、なんてありきたりだけど
実際ほんとに溶けそうだった。
すると手が離れて、服のボタンに手がかけられたと
思ったら、すぐに硬直した乳首が露になる。
「 そんな興奮した? 」
なんて余裕そうに弄る彼と反して、余裕なんて
とっくに手放した私はその指に翻弄されるが
まま。
乳輪を優しくなぞっているかと思えば、
ちょん、とたまに先端に当たる。
すると堪えきれなくなった甘ったるい声が
飛び出す。
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編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。