第33話

🌑
2,532
2020/08/21 23:04
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「 あなたちゃん、ちょっとこっち向いて 」

誠也くんと目が合うと、まるでまだ車を
発車させてない正門に見せつけるような
キスの嵐。

『 ちょ、誠也くんっ、、 』

必死に抵抗するも、男の人相手に私の力は
無力で。
嵐がやんだのは、正門が見えなくなった後
だった。

「 俺今日無理やわ、おかしくなりそう 」

『 どういうこ… 』

私がまだ言い終わらないうちに、開きかけたドアが
勢い良く誠也くんによって、開けられて、
家に入るや否や、ひょいっとお姫様抱っこされる

『 誠也くんっ、』

真っ暗の家の中を迷うこと無く向かった先は、
寝室。
ベッドの上に私を置いて、誠也くんは私の上に跨る。

「 あなたちゃん、」

『 なに? 』

「 俺な、あなたちゃん大好きやで、」

いつももういいって言うほど言われる大好きでも
今日の大好きは、またなにか特別な事が始まろうと
しているようだった。

『 私も、誠也くん大好きだよ? 』

誠也くんは微笑んだまま、また私にキスをする。
息なんかする暇もないような。
誠也くんの手と私の手が難しく絡み合う。
ただただ誠也くんのキスに夢中になっていた。
甘くてとろけるような、なんてありきたりだけど
実際ほんとに溶けそうだった。
すると手が離れて、服のボタンに手がかけられたと
思ったら、すぐに硬直した乳首が露になる。

「 そんな興奮した? 」

なんて余裕そうに弄る彼と反して、余裕なんて
とっくに手放した私はその指に翻弄されるが
まま。
乳輪を優しくなぞっているかと思えば、
ちょん、とたまに先端に当たる。

すると堪えきれなくなった甘ったるい声が
飛び出す。


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