第13話

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2023/04/07 14:00 更新
国木田独歩
太宰、先にあなたさんを席まで案内して差し上げろ。俺はその間に皆を呼んでくる。
太宰治
嗚呼、任せてくれ。
太宰治
さ、あなた。先に座って待っていよう。
あなた
判った。
マスター
いらっしゃいませ。
太宰治
やあマスター。
あなた
マスター、取り敢えず珈琲1杯お願いします。
マスター
かしこまりました。
太宰治
あ!なーんかあなたの敬語久々に聞いた気がするよ。
あなた
そうか?夏目先生、社長、森さんには一応敬語使ってるぞ?
あなた
でも太宰に敬語なんて使ったら怒るだろう?
太宰治
それはそうだけど。
ナオミ
あなたさん!
あなた
おや?ナオミちゃん。早かったね。
ナオミ
お久しぶりですわ!ほら兄様も早く!
谷崎潤一郎
ま、待ってナオミ!早いッて
あなた
おや?谷崎くん久しぶりだね。
谷崎潤一郎
は、はい!
与謝野晶子
あなた、久しぶりだねぇ。
あなた
嗚呼、久々だ。元気だったか?
与謝野晶子
当然だよ。
泉鏡花
あなたさん、久しぶり。
あなた
鏡花ちゃん。久しぶりだね。
中島敦
あなたさん!こんにちは!
あなた
やあ敦くん。
宮沢賢治
あなたさーん!こんにちは!
あなた
こんにちは、賢治くん。
江戸川乱歩
あなたさん久しぶりだね。今日会えると思ってたから僕のお菓子1つだけあげるよ。特別だからね?
あなた
久しぶり。良いのかい?有難う。
あなた
さて、はやく皆座り給え。
マスター
お待たせ致しました。此方珈琲でございます。
あなた
早いね。ありがとう。
太宰治
どうだい?ここの珈琲は美味しいだろう?
あなた
嗚呼。豆が新鮮でとても美味しいよ。
マスター
ありがとうございます。
谷崎潤一郎
あなたさん何食べます?
あなた
サンドイッチはあるかな?
ナオミ
ええ、ありますわ。
あなた
じゃあそれで。
谷崎潤一郎
了解です!
そうして各々が注文した料理が出された。
あなた
頂きます。
谷崎潤一郎
どうですか?
あなた
うん、美味しい。
中島敦
そういえば僕ずっと気になってたんですけど、あなたさんの服ってどうなってるんですか?
あなた
ん?これか。
ナオミ
あなたさんのお洋服素敵ですものね!
与謝野晶子
和袖のパーカー、ってとこかい?
あなた
嗚呼。中の服は至って普通の黒シャツだ。その上はフード付きの和袖の羽織だな。あとは動きやすさ重視の黒のショートパンツにタイツという所か。
与謝野晶子
あんたほんとに真っ黒だねぇ。強いて言えば、羽織の金の留め具、袖の山吹色のライン、シャツの胸元にあるマークくらいかい?
あなた
これは雷神の太鼓に描かれたマークだよ。
ナオミ
靴は厚底ですのね。転んだりはしませんの?
あなた
1度も無いよ。慣れってやつかな。
ナオミ
素敵ですわ!
泉鏡花
素敵な格好だと思う。
中島敦
あなたさんによく似合ってますよね!
宮沢賢治
すっごく綺麗です!
あなた
それは少し照れるね。でも有難う。
江戸川乱歩
化粧品はポートマフィアの首領から?
あなた
そう。毎回色んなお店の化粧品を頂くからね。
国木田独歩
ポートマフィアの首領から…!?
太宰治
あなた昔から森さんのお気に入りだもんね。
あなた
そうなるのかな。森さんは服もくれるからな。それらは部屋着か畏まった場で使わせてもらっているが。
太宰治
あの高そうな服部屋着にしてるのかい?
あなた
着ないと悪いからな。
太宰治
否、そういう問題ではないのだけど…。本当にあなたは変わってるよね…。
中島敦
太宰さんが困ってる…。
泉鏡花
珍しい。
国木田独歩
何時もは振り回す側なのにな。
与謝野晶子
あなたの方が1枚上手ってことだね
谷崎潤一郎
太宰さん、何だかんだであなたさんに弱いですからね。
ナオミ
あら、兄様もナオミとあなたさんには弱いでしょう?
谷崎潤一郎
うぐっ…それは…。
宮沢賢治
でも乱歩さんがお菓子あげるのも珍しいですよね?
江戸川乱歩
まぁ僕もあなたさんのことはかなり気に入ってるからね。
あなた
ふふ、光栄だ。
中島敦
つまり、探偵社は皆あなたさんが大好きって事ですね!
国木田独歩
随分と雑に纏めたな、敦。…まぁ否定はせんが。
あなた
おや、それは嬉しいね。

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