私達は今日もまた、喧嘩をしている
そこへ
私はクルリと体の向きを変え、教室を飛び出す
2分ほど走り、校舎裏の裏庭に出る
私はのけ反りながらバツを作る
この笑顔は
…この人やっぱり嫌い
私は源先輩を見つめ、
と言う
後ろに下がりながら話をするが、開けた距離も、すぐにジリジリと詰められる
気づいた時には、壁に追いやられていた
私を逃がすまいとするように、両手を壁につく源先輩
校舎裏だから、誰にも何も言われない
助けも来ない
ホントにやばい
私はぎゅっと目を瞑る
心の中でそう祈ったとき
お兄ちゃんの声が響いた
源先輩は刀を抜く
でも、今の先輩に勝ち目はほとんどない
なぜならお兄ちゃんは、私のことになると暴走するからだ
私はそっとその場を離れる
源先輩は、お兄ちゃんに殺られる寸前で、チャイムによって助けられたそうだ
2限目は公民(?)の授業だった(高校生ってなにするの…?)
その間、私と茜くんはというと
…いつものような会話を、お互いのノートの上で繰り広げていた
突然私の名前を呼ばれる
私はすまし顔でサラリと答える
私は椅子に座る
横を見ると、茜くんが呆然とした顔をしていた
という文と共に、舌を出す
私は薄く返された言葉に、煽るような言葉で返す
私は聞いてたらわかるよね?という意味をこめて、茜くんを見る
私は茜くんにニヤリと笑いかける
この後、茜くんに怒られました笑



















編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。