病室の扉がノックされて、誰かが入ってくる。
あなた「…黒岩さん」
黒岩「体はどう?」
あなた「まぁ、なんとか」
黒岩「…1人でもできる、
そう証明したかったんだろう?」
少し、体が強ばる。
あなた「そうです、結局助けられました。
でも別に1人で強くなくていいなって。
今回のは、私を殺すためですか?」
黒岩「ふはっ、まさか」
そう言って笑う黒岩さん。
目の奥は笑っていないのがわかる。
あなた「あなたが何をしようと、
私には6人がいるから。」
黒岩さんが部屋を出ようとする。
あなた「絶対に、あんたの首を取る。」
黒岩さんが部屋を出て、しばらく。
入れ違うように京本が入ってきた。
大我「喧嘩?」
あなた「そんな感じ?笑」
大我「俺は何があっても白石の味方だからね」
あなた「うん、しってる」
大我「しってるって笑
退院は?」
あなた「とりあえず3週間くらいは入院」
大我「えー、長い
…打たれてんじゃないよ、ほんとに」
あなた「ん、ごめん」
京本が頭を撫でてくる。
はやく、仕事に戻りたい。
彼らとはやく仕事をしたい。











編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。