第2話

ユジンと夕方
77
2026/06/10 13:54 更新







放課後みんなが帰った教室で一人日誌を書く

結局お昼に生徒会で集まることになり話は終わったので
放課後はいつも通り帰ることに

あんなに予定があるとか言ってたユジンは
先に帰りやがった


「…待ってくれてもいいじゃんばーか」


なんてユジンの席の方に呟くがもちろん届く訳もなく…


「…ゴヌク先輩まだいるかな」


やっぱり生徒会覗いて帰ろうかな…


『○○』

「うわっ、あれ?先帰ったんじゃなかったの」

『…なんで?』

「…なんでって…」


号令終わって速攻友達と消えたくせに…

私の隣の席にカバンを置いて座るユジン


『まだ?』

「ちょっと待ってよ…」


カバンからメロンパンを取り出しかぶりつくユジン


「学校で食べたら怒られるよ」

『○○しかいないから大丈夫』

「私がチクったらどーすんの」

『ん』

「…食べないよ」

『あー』

「…」


学校の近くにあるパン屋のメロンパンは
世界一美味しいことで有名なので匂いに誘われかぶりつく


『はい、共犯』

「…やられた」


やっぱり凄く美味しくてちょっと感動してると
手止まってるよと横で食べながらそう呟くユジン


「…もう1口ちょうだい」

『やだ』

「けちけち」

『…じゃあ』

「…ん?」

『…先輩達に尻尾振らないなら』

「振ってないし?」

『振ってんじゃん、先輩で男なら誰でもいいんでしょ』

「あ、今のは言っちゃダメだと思う」

『…』

「ごめんなさいは!」

『…』

「ニヤニヤしない!怒ってんだけど!」

『ん』

「メロンパンで誤魔化さないでよ」

『あーん』

「…あむ」


美味しい…


『全部あげる』

「…いいの?」

『ん』

「…急に優しい…」

『早く』

「もう終わったから…」


そんなに急かせて一体なんだってのよ


「…ほんとにこの後予定あるの?」

『ないよ』

「…ないんかい」

『どっか寄る?』

「…じゃあゲーセン!」

『ん』

「これ持っていくから先に下で待ってて!」

『んー』



そう言うと私のカバンと自分のカバンを持って行くユジン

私は職員室に向かった

プリ小説オーディオドラマ