side:髙橋
今日は年末のコンサート本番 。先輩たちも
たくさんいるから楽屋はグループ混合で 。
俺らキンプリはWESTさんと一緒だった 。
あ 、肝心のあなたは一応女の子だから別ね 。
俺は一緒でも良かったんだけど!!!!!!!
『 … 』
永瀬「 海人?
そんな難しい顔してどしたん?」
『 … 告ろうかなぁ 、(ボソッ)(聞こえてない) 』
「「 え 」」
『 えっ?????』
… え?????今 、声出てた???
グァッチ?!?!ちょっ 、待ってやばみ 。
それはやばみ 。まずいぞ 、どうする髙橋海人 。
桐山「 ここここっ 、こくぅ?!誰に?!」
中間「 海人どーした 、
高校の同級生に告白でもするんか 」
神山「 え〜 、誰に恋したん?笑 」
『 あ 、あーーーーえーーーーー … 』
神宮寺「 … 文鳥にっ!!!だよな?!笑 」
『 … ?!』
岩橋「 そそそ 、そうそう!文鳥って
よく言葉返してくれるじゃないですか!海人 、
自分で飼ってる文鳥が好きすぎるんですよ〜 、
ね?????????(圧) 」
『 … う 、うん!!!!!苦笑 』
永瀬「 … スキダヨ!って返してくれる
ぴーちゃんかわい〜!って絶対言うやろな 笑 」
『 言わないし〜!!笑 』
あーーーーーっぶねーーー!!!!!
ありがとう3人助かった!!!!!!!
紫耀と岸くん寝てるのはマジ後で奢らせる!
そしてWESTさんたちは出番だから 、
と言って出て行った 。俺らの出番は
後20分ぐらい間がある 。暇だなーーー 。
永瀬「 … 海人 」
『 ん?』
永瀬「 ほんまに告るん?」
『 ブフッ 、……… 』
神宮寺「 俺は反対しないよー 。
グループ内恋愛全然良いと思うし 。
ただ気まずくなるのは迷惑だけど 」
『 んー ……… 』
岩橋「 あれ 、もしかして絶対
気まずくなるとか思ってビビってんの?」
『 なっ 、ビビってなんか ……… ないし 、』
永瀬「 ビビんな!!!!勢いよく当たって
砕けろ!!!男だろ!髙橋海人!」
『 お 、おう、!!!!!』
神宮寺「 応援してる 、頑張れよ〜!」
岩橋「 青春だなぁ〜 」
よ 、、、よし 、!!!!決めた!!!!
俺 、あなたに告白します!!!!!
絶対振られる自信しかないけど 、
俺の想いを俺なりに精一杯伝えるんだ 。
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。