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あの日 、私は大好きな場所を去った 。
大切な仲間が消えたからだ 。
「 僕たちがMr.KING vs Mr.Princeです!」
そう言って画面越しで笑顔を見せるキミ 。
いいね 、そうやって笑顔でいられて 。
結局私は 、知名度を上げるために使われた
ただの『 モノ 』。商品同様だ 。
いらなくなったら捨てられる 。
… そして 、必要になったらまた使われる 。
ねえ 、神様って本当に残酷だよね 。
ジャニー「 … すまない 、頼む 」
『 … 分かりました 、約束ですからね 』
ジャニー「 あぁ 、必ず約束するよ 。
" もう二度と傷つけない " … って 」
また私は 、都合の良い 『 モノ 』になる 。
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!