ミノとスンミンに初めて会ったのは2年程前に遡る
わたしが働くアクセサリーショップに2人で来たのがきっかけだった
ドアが開きベルが鳴ったから、そちらを見て声を掛ければ綺麗な顔の2人が頭を軽く下げながら遠慮がちにお店に入ってきた
スタイルも良いし、雰囲気から一般人では無いんだろう事はすぐに察した
時々芸能人のお客様もいらしてたし…珍しい事ではない
今日は平日だしゆっくり見ていただけるかな?
敢えて声はかけず、カウンターの後ろで困っていそうな様子がないか遠目に見ながら伝票を整理していた
声がかかり顔を上げると、ネックレスを丁寧に両手に乗せてこちらに差し出してきた
仲が良いなぁ、なんて微笑ましく聞きながらシルバーのネックレスを探す
連絡先を記入してもらっていると、ヒョンと呼ばれてるかたがレジ横にあるチラシをじっと見ていた
予約サイトのQRコードを撮影し、スマホをポケットにしまった
2人の会話をなんとなく聞きながらピアスの会計を済ます
この時は、わたしたちが夫婦になるなんて…わたしたち自身も予想してなかった













編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。