第5話

baekhyun × chanyeol
837
2024/04/11 07:00 更新
リクエストありがとうございました!!

学パロ文化祭です☺︎
ちなみにタイトルの名前の部分は受け攻めではなく、年齢順に書いています。
それではお楽しみくださいませ。

誤字などありましたら、お気軽に報告お願いいたします。

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chanyeol side


俺は今、心を躍らせている。高校生になる前からずっと、文化祭に憧れていた。中学ではそんな派手にやらず発表会みたいな感じだったから、高校生のイベントが楽しみだった。だから、文化祭が楽しそうな高校に入学することにした。もちろん勉強も、頑張ったと思う。たぶん。



ついに、その楽しみなイベントの季節がやってきたのである。



みんなでアニマルメイドカフェをやるらしい。



普通のメイドカフェだと面白みがないから、アニマルにするって言うけれど、ちょっとよくわからん。



まあいいや、すごく楽しそうだ!よ〜し!気合い入れて準備するぞ〜!!!!


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ベッキョン『な〜〜、チャニョラ〜!』



チャニョル『ん〜〜?なに?』



ベッキョン『なんかさあ、色んな動物のカチューシャ?を付けなきゃいけないらしくてさあ。。どれが似合うと思う?』



チャニョル『え!ベッキョナつけるの!?同じ執事役!?』


ベッキョン『いや………うん。そ、そうだ!そう!だから、付けることになったし迷ってんだ〜。全部つけてみるから見ててくれよ。』



チャニョル『うん!見せて!』




ベッキョナは俺が入学してからすぐに出来た友達だ。最初のオリエンテーションみたいなやつで、班分けしたらたまたま同じ班だった。なんだか面白そうなやつだし、俺から話しかけて友達になった。それ以来俺たちはいつも一緒にいる。



今回の文化祭では、執事とメイド役があって、俺は執事役に就任した。割と楽しみだ。ベッキョナも同じらしい。その担当の人はアニマルカフェだから、動物の耳のカチューシャをつけることになるらしい。それで今、ベッキョナが何個か持ってきて、俺の前で試してくれている。



正直、どれも似合ってるし可愛い。可愛いって、なんか、変か?可愛いって思うのは変なのか?べ、別に良いよな!



ベッキョン『チャニョラ…?どうかしたか?』



チャニョル『!いやなんでもない!何もしてない!何も考えてない!』



ベッキョン『あはは!なんだよそれ!考えてはくれよ!』



チャニョル『え!?あ!うん!ベッキョナのこと考えてる!』



ベッキョン『え?俺のこと?』



チャニョル『そう!だから早く最後のやつ付けて!』



ベッキョン『あ、う、うん!え〜っと、最後は犬のやつだな〜。』



ベッキョナはそういうと、犬耳カチューシャをつけた。



…やばい、なんだこれ。似合い過ぎだろ。あまりにも似合ってるというか、可愛い。仔犬じゃん。



ベッキョン『お…おい…。な、なんか言えよ…。お前ずっとそんな大きな目してこっち見んなよ…。』



チャニョル『あ、あああごめんごめん!違うんだ、めちゃくちゃ、めちゃくちゃ似合ってる!これ!!!犬が良い!犬にしよう!ほんとに似合ってる!』



ベッキョン『あ、ほんと?じゃあこれにしようかな〜。』



女子1『あ!なになに〜。ベッキョン犬耳つけてんじゃ〜ん。え、かわい〜。』



女子2『え、本当だ〜。当日写真撮らせてよ〜。』



ベッキョン『お〜〜。いいぞ!可愛いだろ、ふふん。』



ベッキョナは人見知りなところもあるが、人付き合いは神レベルだ。だから、こうやってすぐみんなに話しかけられるし、いつのまにか周りに沢山の人が集まる。



俺は、気まずくなる。



………楽しそうだなあ。はあ。



って、別にいいんだけどさ。俺と話してたのにな。



しかもみんな、ベッキョナの髪触ったり、犬耳触って付けたり外したり、やりたい放題だな。



いいけど。


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放課後




ベッキョン『チャニョラ〜、お待たせ!帰ろ!』



チャニョル『うん!いいよ!かえろ〜!』



ベッキョン『いや〜!今日は俺大人気だったな〜!そんなにあのカチューシャ似合ってたか???』



チャニョル『いや、マジで似合ってたよ。可愛すぎた。』



ベッキョン『か、かわいい!?そ、そうか…』



あ、やべ…可愛いって男が言うとおかしかったかな…



ベッキョン『へへ…うれしい!チャニョラにもそう言われると俺の可愛さが確信に変わるぜ〜!』



あ、良かった意外な反応…て、おい。も、てなんだよ。も、って!!!!



俺に言われると、だろ!?!?



もう……



チャニョル『そ、そうか?良かった!て、自分で言うなよ〜。』



ベッキョン『ははは!いいじゃん〜。』



チャニョル『なあベッキョナ。』



ベッキョン『ん?なに?』



チャニョル『文化祭当日さ、誰かと回る予定ある?』



俺は勇気を出して言った。いつも一緒に居たベッキョナだから、当たり前というか、普通に一緒に居たらいいのに、なんだか、今日みんなにチヤホヤされてるのを見て、自信を無くしたというか、なんていうか、わからない。この感情が何かわからない。



だから今、意を決して聞いてみた。



鼓動が速く、大きな音で鳴るのがわかる。




ベッキョン『え…?お前だろ?』



チャニョル『え…?』



ベッキョン『え?こっちがえ?だよ!お前と回る予定なんだけどなに?嫌なのか!?文句でもあんのか!?』



チャニョル『い!いやいやいやいやいやいやいや!ちがうよ!文句もありません!』



ベッキョン『じゃあ何なんだよ〜、急に改まってさあ。いつも一緒に居んだろ〜?だから俺は当たり前にそうかと思ってたし。他のやつが来たらそいつらも一緒に回れば良いだろ?』



チャニョル『あ…うん、そうだな…』



嬉しい!と思ったのは、束の間。そりゃそうか、みたいなことを言われた。学校はずっと俺たちの空間ではない。ベッキョナには沢山の友達がいるわけで…。みんなとも話したいよなあ。せっかくの文化祭だし…。



ベッキョン『…チャニョラ?なんだよ、お前、今日変だぞ?』



チャニョル『え、そ、そうか?』



ベッキョン『うん。普通に落ち込んでんの、わかる。なんだよ、どしたんだよ。他の人と行動したかったか?』



チャニョル『いや…!ちがう!そうじゃなくて!』



ベッキョン『じゃあなんなんだ!言えよ!はっきり!』



ベッキョナは、立ち止まり俺の方を向いて、両手を腰に当て、頬を膨らませた。



なんだそれ。めちゃくちゃ可愛い怒り方だな…。



はあ…。



チャニョル『い、いや…。その…。他の人が良いとかじゃなくて、その反対で。俺はずっとベッキョナ…と、居たい…というか、その…、あの…』



ベッキョン『はっきり!』



チャニョル『は、はい!あの、、あれだ!!!好きだ!!!』



は?え?ちょ、俺!何してんだ!好きだって何だ!何言ってんだ!?いや!え?ほんとに訳わかんないぞ!!!



ベッキョナのこと好き?俺はただ一緒に居たいだけで………て、いやそんなことよりもこれ言われて困らせるよな?やばい。心臓破裂しそう。



俺は恐る恐るベッキョナの方を見る。



ベッキョン『………す、好き…?』



チャニョル『あ!いや、違う!なんか、ちょっと俺おかしくなって、なんていうか、その、わ、わかった!ちゃんというから、ごめん怒らないで!』



ベッキョン『俺のこと好きなの?』



チャニョル『え!!??いや、その…。好きっていうか…ちがくて…今日はお前が犬耳つけたら本当に可愛くて、ずっと見てたかったのに、なんか、みんな集まってくるし…あ、やだな、て思って…。ベッキョナはさ、人気だからさ、いつも。だから当日も俺以外の人と行動するんだろうなと思うと、胸が痛くて、寂しくなっちゃった。』



あーーーーーーーーーー!全部言っちゃったよ!うわーーーーーーーーー!今すぐ逃げ出したい!!



ベッキョン『………チャニョラ。』



チャニョル『は、はい!』



ベッキョン『それはな…?』



チャニョル『はい!』



ベッキョン『好き、っていうことなんだ。わかるか?』



チャニョル『え?!わ、わかりません!』



ベッキョン『何でだよ!!!あーーーーもう!お前は…』



そう言ってため息をつくと、ベッキョナは俺の方に歩み寄り、俺の手を両手で包み込み、少し怒った顔で俺を見上げる。



ベッキョン『嫉妬したんだろ?俺が他の人といることに。ちくちくすんだろ?胸が。で、俺のすんげえ可愛さに心打たれちまったんだろ?じゃあもうそれは恋だ!わかったか!?』



チャニョル『自分で可愛いていうんだ』



ベッキョン『今そこつっこむとかじゃねえ。うるせえ。あと俺の心臓もうるさいから、どうにかしてくれよ。』



チャニョル『え?』



ベッキョン『お前と違って、ハッキリ言ってやるけど、お前にそう言われてドキドキしてる自分がいる。正直、俺もお前とずっと一緒に居たいし、みんなと話すのも勿論楽しいけど、早くお前と話したいのにな〜ってあの時思ってたし。文化祭も一緒に回って、写真でも撮ってさ、思い出残したいよ。お前が俺に恋してんなら、俺も同じ気持ちになれると思う。てかなってる。だから付き合おう。』



は?え?ちょ、え?意味がわからない。なんか、展開早すぎじゃない?今日こんなことあっていいの?死ぬのか?



俺は意味がわからなくなって、思考停止して、目の前に居る可愛いやつが、仔犬に見えてきて、何故か抱きしめた。



ベッキョン 『は…え、ちょ、何すんだよ!』



チャニョル『わんこ………可愛い…俺も…すき…』



ベッキョン『おい、起きろ。目を覚ませ。しっかりしてくれよ。俺の可愛さにやられ過ぎだ。俺はわんこじゃない。今からお前の彼氏だ、わかったか?』



チャニョル『か、彼氏…』



ベッキョン『そうだ!ふふん、自慢なりなんなりしてくれよな!!ほら、帰るぞ!』



チャニョル『う、うん!あ、ありがとう、ベッキョナ…。今ちょっと頭混乱してるんだけど、でも、ほんとに嬉しくて、好き!』



ベッキョン『はいはい、わかったわかった!今日はゆっくり寝ろ!』



そういうと、ベッキョナは俺の手を握り引っ張りながら歩く。俺は、とても嬉しくてまた違う胸の痛さを感じた。



俺の憧れてた高校の文化祭は、とても楽しみになりそうだ!





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baekhyun side



あ、あせったーーーーーー!


しぬかとおもったーーーーー!


急に抱き締めんなよ!まだ人通り少ないから良いけど!!!こいつほんと、、、



俺の心臓がもたねーーーーー…


…そういえばチャニョラに一つ言ってないことあったな。



俺、当日、執事役じゃなくて、メイド役なんだけど。



こいつ、死ぬか?鼻血出して死ぬかなあ?



面白そう。当日まで秘密にしておこっと!!!




fin.


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