練馬区での任務終わり。
2人ともくたくたの状態で、
ごはんを食べに行く元気もなく、
のそのそと家の方向へ歩いている
すると前のほうから、
懐かしい気配がして顔をあげる
そこには練馬が管轄の優しい同期がいた
羅刹の頃から猫とは違って
優しくて頼りがいあって
あの女好きのバカを蹴散らしてくれる
1番信用してるし大好きな人
……なんだけど、少しだけ
理解できないとこもある
馨の隣、何も無かったはずのところから
すぅ……と体が浮かび上がってくる
その人物とは、
猫咲と私が大の苦手なあの人で
そう、淀川真澄 ……
練馬区偵察部隊の隊長で、馨の上司だ。
私たちにとっての先輩でもある。
真澄先輩は超有能で、尚且つ良い人
ではあるんだが、とっても顔が怖い
口元は笑っているはずなのに全く目が笑ってないし
蛇のような目で睨んできたかと思えば
全てを見透かされているような感覚が体を走る。
とても良い気分とは言えない。
そう、この目この目 !!!!
背筋が凍るこの感じ!!!懐かしい!!!泣
今すぐにでも逃げ出したいのを我慢して
怯え切った猫咲の代わりに決まった台詞を言う
私たちは真澄先輩に一言言われれば、
命でも握られているのか?というくらい
拒否権が無くなってしまうため、
疲れ切っている体でのランチが確定した。
ちなみに、馨の理解できないところというのが
この恐ろしい真澄先輩の直属の部下に
なりたがっていたところだ。
…… こいつ本当に同じ生物なんだよね?
そう思わざるを得ないほど、馨は肝が据わってる。
正直、怖いくらいに。
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真澄隊長はきっと猫咲と保立の反応を
面白がってます 😌












編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。