疲労困憊で家に帰ってきて、
動けなくなる前にシャワーだけは浴びて
体力残りゼロでソファに倒れていると
私の背中を猫咲がつついた
棒がふたつ付いた、
半分で割るタイプのアイス
アイスを食べるためにわたしが起き上がると
猫咲は隣に座って、それを割った
猫咲は当然のように少ないほうを私に
渡してきたが、持ってきてもらった恩がある為
渋々承知し、アイスを噛んだ
割り勘で買った少し大きなテレビ
二人で分担して入っているサブスク
アイスもそうだけど、
誰かと住むメリットは結構デカイ
リモコンを握っているのが
猫咲である時点で、私に決定権はない。
だから私は大人しく猫咲の気になる映画を
見ることにした。
一人暮らしだったら、
いつでも自分の好きなのを見れるのに
二人暮らしだとどうしても意見は揃わない。
これはデメリットだなー、とは思いつつも
猫咲の選んだ映画が面白かったから
悪いことばかりではない……なんて。
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保立はフィクションが好きです
映画もドラマもアニメも大抵見てます












編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!