海歌
フゥ(。´-д-) =3
( ..›ᴗ‹..)キャッ キャッ
海歌
(羨ましいよ。俺にこんなことは出来なかったからな。)
白波 紫音
凜夜
海歌
紫音。
白波 紫音
何してんの?
海歌
別に。
白波 紫音
何かあったのか?
海歌
別に。
白波 紫音
何だよそれ。なら、俺、親父が家で待ってるから、帰るわ。
海歌
どうぞ、帰って下さい。
白波 紫音
何だよ、冷てぇ奴。
海歌
あぁ。そうですか。
白波 紫音
また、戻って来るから、待っててよ。
海歌
戻って来なくていい。俺も帰るから。
白波 紫音
ダメ。待ってて。ちょっとだけ、話そう。
海歌
うん。
数分後
海歌
あ。
白波 紫音
ごめん。
海歌
別に。
白波 紫音
さっき、ななもり。さんにあったんだ。
白波 紫音
凜夜、見なかったか?って。
海歌
は?
白波 紫音
彩を探しに行ってるんだって
海歌
···。
白波 紫音
やっぱり、凜夜はイロナキなんかじゃなかったんだ!!
白波 紫音
良かった。
海歌
え?
白波 紫音
俺は、別に、お前のこと、イロナキなんて思った事ないし、そう、仮に思っていたとしたら、あんなこと、凜夜には出来ない。
海歌
あんなこと···。うん。
ななもり。
あ、海くんだ。
さとみ
なーくん。
ななもり。
あそこ。
さとみ
···家で待ってるか。
ななもり。
だね。
海歌
あっ。
白波 紫音
時間かな?今日はありがと。また、明日、学校で。
海歌
うん。またね。
スタスタスタ
海歌
···行っちゃった。
タッタッタッ
さとみ
海歌。
海歌
さとみ···。
さとみ
帰ろう。
海歌
···うん。
さとみ
まだ、悩んでるのか?
海歌
まぁね。そんな事、考えた事ないし、言われた事も無いしね。
さとみ
海歌は、どうしたい?無いままでいいのか。それともあった世界を見たいか。
海歌
僕は、どっちでもいい。
海歌
例え、皆と別々になったとしても。
さとみ
···そうか。
海歌
帰るから、行こう。なーくんが待ってる。
さとみ
お前、千里眼でも持ってる?
海歌
先刻見えたもん。
さとみ
そうなのかよ。
さとみ
なら、早く行くぞ。
海歌
うん。
海歌:俺の彩は、何処にあるんだろう?ホントに見つからないのだろうか?
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第68話 普通じゃない
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