〜葵𝕊𝕚𝕕𝕖〜
どこからともなく落ちてくるあなたちゃん、土籠先生の腕、突然現れた黒い折り鶴、そして謎の声。
様々なことが同時に起きて、脳はそれらを一気に理解出来ずに混乱している。
…あなたちゃんの望み…それって、?
何を言ってるんだろう…七不思議?
だからなんの話、?っていうかなんで浮いてるの…?あなたちゃんはどうなって…ッ?
ポイ、と投げ出されたあなたちゃんは、再び高所から落ちてくる
土籠先生が沢山の腕を伸ばしあなたちゃんをキャッチした頃には、もうあの子は黒い煙に包まれ消えていた。
良かった、本当に良かった。
あなたちゃんが生きていることの喜びと、緊張が緩むのが重なって、思わず涙が出てきてしまった。
土籠先生はそうやって言って、慰めるように頭を撫でてくれた。
…誰かに頭を撫でられるの、久しぶりかも……
はやく戻ろう。看護師さんたちにも説明しなきゃ…
























編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。