~土籠𝕊𝕚𝕕𝕖~
八尋寧々のクラスは1-A。
教室の扉を開け、中を覗き込むとそこには八尋寧々と、それを取り囲む女子生徒複数名の姿が見えた。
「「「あなたの名字さんに言われて塩酸をかけたんです…!」」」
〜空き教室〜
全て分かっている俺からしたらとても白々しく、滑稽な作り話だ。
ただ、咄嗟に考えたにしてはまぁまぁできた話で、文章を最後まで聞く気もないガキ共はすぐ騙されてしまうだろう
それぞれの事情を知らない時、常に有利な方の味方につこうとするのが人間の習性だからな。
…これも作り話だな。
コイツがしていることは、「からかう」じゃ済まない話だ。
ま、自覚がないだけで本人はからかってただけだと思ってた説もあるが、それを考え始めるとキリがない。
…というか、コイツ俺が十六時の書庫だってこと忘れてるだろ

アンケート
企画やりますか?
やりたいです!
53%
やらなくていいのでは?
47%
投票数: 47票
















編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。