( キーン コーン カーン コーン …
ヤンキー君の手当を終え 、
職員室へ向かおうと思った矢先 、
私たちの間をチャイムの音が通り抜ける 。
転校初日から遅刻は意外と …
いや 、かなりまずい 。
このまま職員室に行っても担任はもう
教室へ移動してしまっているだろうし
だからと言って 、教室まで行って
注目を浴びる気なんてサラサラない 。
そうだ 、そもそも学校に
来ていないことにすればいい 。
「 体調が悪くて … 」
「 連絡できず申し訳ないです … 」
よし 、言い訳はこれでいこう 。
だらん と首を下げ上目遣い気味に
私を見つめそう言うヤンキー君 。
心做しか 、耳はほんのりと
赤く染っているように見える 。
そんな様子が可愛く見え 、
少しからかおうと思ったけれど …
返ってきた答えは全くの想定外で
むしろ逆に 、私の方が ____
( デレ + イケメン = 死 )
という 、方程式が
たったということでOKかな今 。
この子鈍感だったりするの ??
どうしよう本当に出会った瞬間から
ギャップがすごすぎてさ 、
他の女の子たちと同じに
思われるかもしれないけど
きっとこれを好奇心って言うんだろうね
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編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。