第7話

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2024/03/22 18:10
「では、早速1次試験を始める。全員席に着け」




そう言うとまた周りがザワザワし始めた



そしてルッチさんが杖を構える




すると……



ドガガガガ




と席がでてきた



凄い……


そしてまた隣にいるマッシュくんが…



「最初から用意してある部屋に連れて行ってくれればいいのに……」




確かに……



またマッシュくんあのルッチさんから睨まれてる





「制限時間は30分。それでは…始め!!!」





……めっちゃ簡単…



俺はもう文字を整列して解いた



みんなこんなので苦戦するのか…??



隣にいるマッシュくんを見ると




動かれると困るんだけど…



そしてペンを握り潰して…


「動かれると…困るんだけど」















圧こわ……









そしてマッシュくんは紙をルッチさんに渡しに行った




自分も終わってる事だし出しに行こう





『できました』




「ふむ…!?(めっちゃ綺麗に整列してるんですけど…)……合格」




『あと、さっきの魔法とか火の中から出てくるやつ凄かったです……』




「……あれくらい誰でもできる」





さっきのやつ誰にもできるのか……



俺もできるのかな……


「(え、何この子めっちゃいい子なんですけど……)」



無事に他の試験も合格できた




「今のところ何とかなってるね」




『…ぇ?あ、うん、そうだね』





急に話しかけられたからびっくりした



なんかマッシュくんずっと俺の隣で試験を受けてるんだよな……まぁたまたまか(((




「次も頑張ろうね」




『うん』






「次の試験はこれだ!」



そしてまたルッチさんが地面からなにかをする?魔法を使った





凄いなぁ……





「次の試験は、この迷路を解いてもらう。もちろんただの迷路では無い。中には様々な罠が仕掛けてある。制限時間は30分時間内にゴール地点に居たものを合格とする」






普通の迷路じゃないのか……丁度隣にいたマッシュくんも間に壁が出てきてはぐれちゃったしな……




1人で進むしかないか……





1人で進んでいると……




『なんかこの場所見覚えがある……』



実は自分……方向音痴だったらしいです




もう不合格かも……どうしよう……




「おい貴様、そんな所で突っ立って何をしている」



突っ立ってぼーっとしていると青髪の人が声をかけてきた





『えと、自分方向音痴で……』




「ふん……そうか」




あぁ、だめだ、この人置いてくだろうな……
もうだめだ……




「……一緒に来るか……??」



『!いいんですか…?』




「ふん……」




多分良いらしい……優しい人だな……






青髪の人が歩きだすと何かを落とした




?ペンダント……?




拾おうとするとパカッと開いて小さい女の子の写真があった




????え、女の子……青髪の人と似てるな……もしかして、妹さんかな…?



とりあえず拾わなきゃだよな……



『あの、ペンダント落としましたよ』


そう言って渡す




「!すまない、ありがとう。」




『この写真の子もしかして妹さんですか?』





「!!そうだ!!なぜわかったんだ!?」





『凄く貴方と似ているからです……可愛いですね』





「そうだろう!?俺の妹のアンナが1番可愛い!」





そう言って急に俺の両手を掴んできた




そんなに嬉しいことなのかな……?




ゴール地点に着くまで妹のアンナちゃんの事をめちゃくちゃ語られました



家族愛が凄いな……





「2人とも合格だ」





やった、!この人のおかげで……不合格じゃない、




「そういえば名前を聞いてなかったな」



「俺はランス・クラウンだ」




『俺の名前はあなたの名前(カタカナ必須)・リチャードです。よろしくねランスくん』



「ふん、……あなたの名前(カタカナ必須)というのか……あなたの名前(カタカナ必須)、少し休んだらどうだ?目の下の隈がすごい」




そういえば最近は魔法の練習と勉強であまり眠れてなかったな




『そうさせてもらうね』




そして俺は眠った




目が覚めると…



「あれ、あなたの名前(カタカナ必須)くん起きた?」


いつの間にかランスくんが居なくなっててマッシュくんがいた




ん……まっしゅくん?』




寝起きで舌が回らない




「……そうだよ。今は最終面接中だよ」





最終面接!?俺聞いてないよ……




『そっか、ありがとう』




話していると、急にマッシュくんが消えた




あれ????




「今からあなたの名前(カタカナ必須)・リチャードの最終面接を始める」




さっき居た場所と違う場所に俺は居た


マッシュくんが消えたんじゃなくて俺が消えたのか



『ぇ、あ、よろしくお願いします』




「まず、なぜ我が校を選んだのか聞こう」




え、俺選んだ訳じゃないし逆に勝手に決められたんですけど……?




『ぇ、と…………』










「まさか答えれないの!?」



え、は?そんなこと言われましても………………




「よいよい、君の事情は以前から知っているからのぉ」





「ふむ、じゃあ……君の魔法は恐らく大いなる魔法になるじゃろう。その魔法を悪用するのではなく、皆の為に使う事を約束できるかのぉ?」



びっくりした、悪用するやつがどこにいるんだろう……?



『?はい、できます……』




「ふぉっふぉっ、合格じゃ!」



よかった、どうなる事かと思ったけど……それだけなのか……

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