ーゴールドクレスト事務所ー
なんの変哲もない朝。美蕾はソファでテレビを聞き流しながら刺繍をしていて、凛はキッチンで紅茶を淹れている。愛はと言うと、ファンの子からもらったらしい手紙の返事を美蕾のそばで書いていた。
ある一つのことを除いて。
美蕾も愛も一度手を止め、凛の方を向いた。
ガチャン!!
凛は乱暴にティーポットをテーブルに置き、美蕾はそれに怯える。慌てて愛が凛を諌めたのだ。
凛はそう告げた。いつも通り、冷静に。
案の定冷静を失った美蕾の肩を、凛が駆け寄って抱く。
ようやく落ち着いて美蕾を含め、三人とも、何事もなかったかのように1日を過ごした。
ー夜ー
事務所に美蕾がいるときは、ずっと付けっぱなしのテレビ。今日は珍しく依頼もなく、一日中BGM代わりになっていた。
この時までは
凛が冷静に美蕾の不安を払拭する。
愛がテレビを指差す。
ー次の日ー
朝一番に、ゴールドクレストの事務所で猫がなく。
このことを予想していた三人は、事務所に泊まっていた。
美蕾は、凛の方を見る。凛は俯いていたが、顔を上げた。
美蕾は数秒悩み、告げた。
テリーが去り、凛と愛は自分自信と美蕾の出かける支度を行う。















編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!