恋すると好きな人に会えるだけで、毎日が楽しくて、輝いて見えて、でもちょっぴり切なくて
なんて、よく聞く。
片想いなんて、上手くいかなければ、ただ苦しいだけ。
あの笑顔も、全部引き出せるのは私じゃない人なんだから___
見てて苦しい。
お願いだから、私の気持ちにも気づいてよ___
なんて思いながら日々過ごす片想い1年の私。
いつも通り、1時間目の授業の用意を出して、朝カメラで撮ってきた写真を確認してると
私が1年間も片想いしてる相手。
目黒蓮。
基本、いつメンは蓮のことを『めめ』って呼んでる。
サッカー部のエースで入学当初から、すごくモテてた。
ファンクラブもあるそうで、でも当の本人はモテてるのとかも、どうでもいいみたい。
そう言って、またカメラに視線を戻す。
本当に可愛くないな…
声をかけてくれた2人は、私の親友とめめの親友。
私の親友の宮野千夏。
いつメンは『ちぃ』って呼んでる。
ちぃは、高校からの友達だけど、サバサバした姉御肌な性格からか、ずっと傍に居てくれて、私の夢を『なれっこなんかない』なんて馬鹿にもせずに応援してくれる大切な親友。
ちぃだからこそ、なんでも話せたりするんだよね。
それこそ、恋バナも…
もう1人は、向井康二。
めめの親友。
中学の時に大阪から東京に引っ越してきたんだって。
未だに関西弁が抜けないんだとか。
部活は、私と同じ写真部。
2年にあがって初めての席替えで、私、めめ、ちぃ、じーこの席が、お互い縦横に並んで、同じ部活同士って康二が話しかけてくれたのがきっかけ。
じーこがいるから、めめとも話すきっかけが出来て、それから康二のおかげで、私、めめ、ちぃ、じーこのいつメン4人組が出来たの。
それからは席が離れてからも、いつもこの4人組で移動教室に向かったり、毎休憩必然的に誰かの席に集まって、くだらないこと喋ったりしてるな。
ほんと、じーこには感謝!
















編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!