第9話

第8話
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2023/06/21 18:00
宮舘side
阿部への告白に返事をもらってから、その後もテレビを見ながら話をした。阿部は作ったおつまみを美味しそうに食べながらお酒を飲んでいく。
お酒のせいで眠たいのか頭がコクコクと揺れ始めた
宮舘 涼太
あべ?眠いの?
阿部亮平
、、、、ん
宮舘 涼太
ベット貸そうか?
阿部亮平
んーん、ここにいたい
阿部は酔うと甘えん坊になるタイプかな?
宮舘 涼太
じゃあ、ここおいで
と言うと、阿部は俺の膝に頭をポンと乗せて寝始めた。
ブランケットをそっとかけてテレビを消した。
阿部か気持ちよさそうに寝ているから、頭を撫でたら少しくすぐったそうにしていた。
本当は阿部をベットに寝かせてあげたいけど、動けなくなっちゃったし仕方ないか。


段々俺も眠たくなっていて、いつの間にか目が閉じていた。
ふと目覚めて目を開けると阿部の顔が直ぐ近くにあった
阿部亮平
宮舘 涼太
え?
阿部亮平
あっ、ごめ
阿部の腕を掴んで引き寄せる。
宮舘 涼太
ねぇ、今何しようとしてた?
阿部亮平
なんでもない!!!
宮舘 涼太
本当に?
阿部亮平
う、うん
宮舘 涼太
ちゃんと言ってごらん?
阿部亮平
、、、
阿部亮平
ボソッ(ちゅーしたいの)
宮舘 涼太
え?
阿部亮平
ちゅーしたかったの!!!
まだ酔っているようで、いつもとちょっと違う感じにドキドキする。
宮舘 涼太
おいで
ぷくっと膨れながら素直にソファーの前にペタンと座った。
上目遣いでこちらを見てくる阿部。
誘ってるのかな?とか思いながら少しいじめたくなった
宮舘 涼太
可愛くおねだりしてみて
阿部亮平
え!やだよ、、、
宮舘 涼太
亮平言って?
阿部亮平
/////
阿部亮平
りょーたぁ、ちゅーして?
コテッと首を倒す阿部。
あ、これはやばいかもしれないな、、、



でもまだダメだ、手を出しちゃいけない。もしかしたら阿部を傷つけてしまうかもしれない、怖がらせてしまうかもしれない。
こう言う事は順序立ててやっていかないと。


阿部の唇に優しくキスをするとふふっと笑ってまた寝始めた。
阿部を抱き上げソファーに寝かせる。
とりあえず頭を冷やす為にもお風呂に入ってくるか。
お風呂から出ると阿部が起きていた。
酔いは覚めてそうで安心した。
宮舘 涼太
阿部?起きたの?
阿部亮平
ごめん、寝ちゃってたんだね
宮舘 涼太
いいよ、お風呂入る?
宮舘 涼太
もう遅いから泊まっていきな
阿部亮平
ありがとう、じゃあお言葉に甘えて
阿部がお風呂に入っている間にパジャマを用意しておく。
少したってからお風呂から上がった阿部が目を擦りながら戻ってきた。
宮舘 涼太
眠たいね、寝よっか
阿部亮平
うん
ベットで一緒に布団に入る、阿部の方を見てたら目があった。
ちょっとびっくりした顔が可愛くてついポロッといったらうるさいと怒られた。
阿部亮平
ねぇ、手繋いでいい?
阿部からそんな提案されると思ってなくて少し驚いたが快く受け入れる。
宮舘 涼太
いいよ
手を繋ぐと、阿部は直ぐに眠りについた。
よっぽど眠たかったんだね、俺も早めに寝ないと。
朝目を覚ますと、隣に可愛い寝顔があった。
繋いでた手はなかったが、その代わりに腕にぎゅっとしがみついていた。

それをそっと剥がしてベットから起き上がる。
今日は一緒の仕事だけど、俺はその前に1つ仕事が入ってるから先に出なきゃ行けない。
朝ご飯を作っていると阿部がおきて起きてきた。
宮舘 涼太
おはよう
阿部亮平
おはよう
阿部亮平
なんかいい匂いする
宮舘 涼太
今朝ご飯作ってるよ、食べれる?
阿部亮平
うん
宮舘 涼太
とりあえず顔洗っておいで
阿部が顔を洗いに行ってる間に食べ始める。
宮舘 涼太
朝ご飯できてるよ
阿部亮平
あ、舘さん朝から仕事だったっけ?
宮舘 涼太
そう、だからこれ食べたら出るね
阿部亮平
待って急いで食べるね
宮舘 涼太
いいよ、ゆっくりしてて
阿部亮平
でも鍵
宮舘 涼太
今日一緒の仕事あるから、その時にでいいよ
阿部亮平
わかった
食べ終わった食器を片付け準備をする。
宮舘 涼太
じゃあ、行ってきます。
阿部亮平
いってらっしゃい
1つ目の仕事を終わらせて次の仕事に向かう。
翔太もいるからちゃんと報告
宮舘 涼太
おはようございます
渡辺翔太
おはよ
まだ阿部は来てないようで、翔太と目黒、康二がいた
向井康二
だて〜、おはようさん
目黒蓮
おはようございます
阿部はまだ来てないようで、姿が見えなかった。
宮舘 涼太
翔太ちよっといい?
渡辺翔太
翔太を部屋から連れ出して昨日の出来事を話す
宮舘 涼太
翔太のおかげで阿部と付き合う事できたよ、ありがとう
渡辺翔太
よかったじゃん!
渡辺翔太
両思いなの知ってる身からしたら、ムズムズしてたけどね
宮舘 涼太
ふふ、そうなんだね
部屋に戻るとラウールと照、佐久間が来ていた。
ラウール
あー、またゆり組何してたの!!
宮舘 涼太
ちょっと話ししてただけだよ
佐久間大介
またこんな時に阿部ちゃんいないんだから!!
渡辺翔太
うるさいよ、お前ら
ガチャッ
深澤辰哉
おはよー
阿部亮平
おはよ〜
どうやらふっかと一緒に来ていたようだ
岩本照
おはよう
目黒蓮
阿部ちゃんおはよう
深澤辰哉
え、俺は?
目黒蓮
あぁ、ふっさんおはよう
深澤辰哉
ねぇひどくなぁい?
目黒蓮
ふは、嘘ですよw
佐久間大介
ねぇ、阿部ちゃん阿部ちゃん!!!
阿部亮平
何?もう元気だね〜
佐久間大介
さっきゆり組がゆり組してだぞ!
阿部亮平
あ、そうなの?見たかったな〜
チラッとこっちを見てくる阿部、前もこんなやりとりしてたなと思いながら見ているとこっちにやってきた。
阿部亮平
はい、鍵
宮舘 涼太
ありがとう
阿部亮平
さっきね、来る時ふっかと一緒になったから報告しといたよ
宮舘 涼太
俺もさっき翔太に報告した
阿部亮平
じゃあ、今騒いでるのはその時の事なんだね
宮舘 涼太
部屋から出て話してたからね
翔太も応援してくれたから、今度は翔太の恋を応援しないのとね。

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