宮舘side
阿部への告白に返事をもらってから、その後もテレビを見ながら話をした。阿部は作ったおつまみを美味しそうに食べながらお酒を飲んでいく。
お酒のせいで眠たいのか頭がコクコクと揺れ始めた
阿部は酔うと甘えん坊になるタイプかな?
と言うと、阿部は俺の膝に頭をポンと乗せて寝始めた。
ブランケットをそっとかけてテレビを消した。
阿部か気持ちよさそうに寝ているから、頭を撫でたら少しくすぐったそうにしていた。
本当は阿部をベットに寝かせてあげたいけど、動けなくなっちゃったし仕方ないか。
段々俺も眠たくなっていて、いつの間にか目が閉じていた。
ふと目覚めて目を開けると阿部の顔が直ぐ近くにあった
阿部の腕を掴んで引き寄せる。
まだ酔っているようで、いつもとちょっと違う感じにドキドキする。
ぷくっと膨れながら素直にソファーの前にペタンと座った。
上目遣いでこちらを見てくる阿部。
誘ってるのかな?とか思いながら少しいじめたくなった
コテッと首を倒す阿部。
あ、これはやばいかもしれないな、、、
でもまだダメだ、手を出しちゃいけない。もしかしたら阿部を傷つけてしまうかもしれない、怖がらせてしまうかもしれない。
こう言う事は順序立ててやっていかないと。
阿部の唇に優しくキスをするとふふっと笑ってまた寝始めた。
阿部を抱き上げソファーに寝かせる。
とりあえず頭を冷やす為にもお風呂に入ってくるか。
お風呂から出ると阿部が起きていた。
酔いは覚めてそうで安心した。
阿部がお風呂に入っている間にパジャマを用意しておく。
少したってからお風呂から上がった阿部が目を擦りながら戻ってきた。
ベットで一緒に布団に入る、阿部の方を見てたら目があった。
ちょっとびっくりした顔が可愛くてついポロッといったらうるさいと怒られた。
阿部からそんな提案されると思ってなくて少し驚いたが快く受け入れる。
手を繋ぐと、阿部は直ぐに眠りについた。
よっぽど眠たかったんだね、俺も早めに寝ないと。
朝目を覚ますと、隣に可愛い寝顔があった。
繋いでた手はなかったが、その代わりに腕にぎゅっとしがみついていた。
それをそっと剥がしてベットから起き上がる。
今日は一緒の仕事だけど、俺はその前に1つ仕事が入ってるから先に出なきゃ行けない。
朝ご飯を作っていると阿部がおきて起きてきた。
阿部が顔を洗いに行ってる間に食べ始める。
食べ終わった食器を片付け準備をする。
1つ目の仕事を終わらせて次の仕事に向かう。
翔太もいるからちゃんと報告
まだ阿部は来てないようで、翔太と目黒、康二がいた
阿部はまだ来てないようで、姿が見えなかった。
翔太を部屋から連れ出して昨日の出来事を話す
部屋に戻るとラウールと照、佐久間が来ていた。
ガチャッ
どうやらふっかと一緒に来ていたようだ
チラッとこっちを見てくる阿部、前もこんなやりとりしてたなと思いながら見ているとこっちにやってきた。
翔太も応援してくれたから、今度は翔太の恋を応援しないのとね。
編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。