(ygside)
入社した時から、俺はあの人に恋をした
ただ会社の廊下ですれ違っただけの人なのに
頭に強く残った
多分、一目惚れ
でももう2年近く経つのに
結構廊下ですれ違うのに
未だに名前もどこの部署なのかさえ分からない
はぁ、どうしたら話しかけられるんだろうか、、
なんて、
話しかけたところできっと気まづくなるし
まず、相手、男の人だしな。
いつも決まった時間にお手洗いへと行く
理由は…まぁ、、
うちの事務課からはお手洗いは少し距離がある
行く時に通る廊下の途中に営業課がある
そこを通ると
思わず声を出してしまった
今日も会えた
あの人に。
…今日もかっこいいな、
あんま見てると変に思われるだろうから
すれ違い様にちらっとだけ見る
これの為だけに毎朝この廊下を歩いてる
今日もすれ違ってこれで終わり…
パサッ…
なにか落ちた音がして
振り返ると
ハンカチ…?
…もしかしてあの人の、?
あ、気づいてない、、
俺は勇気を振り絞って肩を叩いた
こんな近くで見たことがなかったから
思わず固まってしまった
俺はぎごちなく相手にハンカチを渡した
そう言って向き直ってまたお手洗いへと向かう
初めて喋った、、、
多分、最初で最後…
じゃなかった。
スマホでお互いの連絡先を交換した
名前のところを見ると
「김석진」
好きな人に名前を呼ばれて心臓が跳ねる
そう言って営業課ヘと行ってしまった
かっこよかった、、
俺はジンさんの連絡先の画面をしばらくの間見つめて悶えてた
なんで俺なんかの連絡先聞いたんだろ、
こんな奇跡…あっていいのかな
NEXT→→
わーーー!!!!!
sideの書き方を変えました!(くそどうでもいい)
ジンくんイケメンだしユンギかわいいね!!!!!!!!!(うんどうした)
はい、言うことないです!
次回もお楽しみに!あんにょん!!!💜
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。