私は昨日の夜、テヒョンが満足するまで叩かれた。
勝手に家を出ていったからそのお仕置として…
まるで、昨日とは別人のような顔をして。
私はその言葉が声に無意識にでていた。
テヒョンが部屋に入ってきた。
テヒョンは、私の頬を撫でた。
昨日とは違う、痛みつけるような強さじゃなく、割れ物を優しく扱うような手つきで。
なぜか、テヒョンに優しくされると変な感じがする。
きっと、いつものテヒョンじゃないからだろう。
私はそう思うことにした。
テヒョンは、今日もまた仕事へ出かける。
テヒョンはそういい、重い扉を閉めた。
あぁ…またあの毎日が始まるんだ。
私はきつくつけられた手錠を目にしてそう思った。














編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。