第6話

episode 6
45
2021/10/30 15:22 更新
私は目を覚ました


ここはアダムの夢・・・。


星が煌めく明るく悲しい世界。


月はない。


朝も・・・ない。


周りを見渡すと・・・彼が・・
彼女
アダム!!!!
僕
…イブ!!!!
私達は抱き合った。


私は言葉の整理もしないまま、


彼に思いをぶつけた。
彼女
アダム…何故なの?
何故あなたは神様に逆らおうとしたの?世界は壊れてないわ!壊れたのはあなたよ!
彼は私は泣いていた。


彼は言った。
僕
神様は君を月だと言ってたね、僕のために君が歌ってくれていたことは知ってるよ。
僕
…僕は君のためだったら何でも出来た……だから…僕はやっぱりバカだな、結局君を傷つけてしまった。君のために知恵が欲しかった。君を喜ばせるために…
彼は私を抱きしめた。


強く、でも、優しく。


私は鎖でぐるぐるにしていた


言ってはならない


彼を悲しませる言葉を放ってしまった。
彼女
忘れないで…もっと愛して…アダム…
心が締め付けられる。


涙が止まらない。


頭の中で彼との美しい思い出が
蘇る。


忘れないでいて欲しい。


そう、きっとこれも私の欲でしかない。


また彼と春の空の下、笑いながら手を繋ぎ、歌
いながら…


そんなこと、出来る筈も無い。


わかってる。


ああ、このまま時が止まってしまえばいいのに。


決心した心が揺れる。


でも…
彼女
私はあなたを眠らせるために来たの。
彼はまるで全てを知っているかのように言った。
僕
うん…最後にいい?
僕
僕、君のこと…
































僕
大好きだよ。
私は思わず言った。
彼女
私は、あなたを忘れないわ、だからあなたも…心のどこかでは覚えていて
私は歌った。
彼女
また、いつか、光を歌いながら2人手を繋いで歩きましょう。
彼も歌った。
僕
君の幸せなんて願ってたあの頃にもどれないんだ。

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