第20話

常温でもいいって書いてたじゃん!!(砂漠対応とは書いてない)
35
2024/07/03 22:22
なんだかんだで砂漠を彷徨うことになった3人!(1人はロボットもう二人は変身ヒーロー)
果たして無事に逃げ切ることができるのか!!
ヴァニタス
、、、思った通り灼熱の世界だな
クロックレディ
これならきっと逃げ切れるわ
パワチャン
、、、
パワチャンも空を見上げる
そして私も上を見上g
ヴァニタス
うおっ
砂に足をすくわれ転んでしまった
ヴァニタス
痛くない、、、
クロックレディ
砂だからね、、、大丈夫?
そう言って手を差し伸べてくれるクロックレディ
ヴァニタス
あぁ問題ない
その手を取り立ち上がる
パワチャン
、、、
クロックレディ
え?
ヴァニタス
うわっ
一部始終を見ていたパワチャンが私達を抱きかかえ、肩に乗せてくれる
まあ私は頭に乗せられたんだけどね
クロックレディ
運んでくれるの?
するとパワチャンは飛び跳ねながら走り出す
クロックレディ
うふふっ悪くないわ
ヴァニタス
これ落ちないよな、、、?(震え声)
クロックレディ
安心なさいその時は私が支えてあげるわ
フブキは何を思ったのか変身をとき、私は何故かおろしてもらえず担がれたまま、3人で歩く事(私は現状維持)になった
ヴァニタス
、、、なあなんで私はこのままなんだ?
フブキ
だってさっきおろしたけど降ろしてすぐコケたじゃない
ヴァニタス
、、、なんで、、、飛んでるのになんでコケるんだ、、、?
フブキ
いやこっちが聞きたいわ!!
まあ降ろしてもらえずブスッとしながらポケットに手をいれるとグチョッとなんか嫌な感触がした
恐る恐る取り出してみるとそれはグッチョグチョのげっちょげちょになった見るも無惨な飴が!!
ヴァニタス
あぁ、、、うぅ、、、あぁ
袋には、、、常温でもいいって書いてたじゃないか、、、、うぅ
フブキ
どうしたのってうわぁ、、、
パワチャン
、、、
二人に同情の眼差しを向けられる
しばらくパワチャンに顔を埋めてシクシク泣いていると
フブキ
仕方ないわねクロックレディで時を戻し!?
急に影が差し掛かり見上げてみるとそこには巨大な飛行船が!
フブキ
!!あれは!未来科学クラブの飛行船!!
ヴァニタス
逃げるぞ
そう頭の上から指示する
そして慌てて逃げ出そうとするも網が降ってきてパワチャンを捕獲しようとする
フブキ
危ないっきゃあ!
フブキはパワチャンを庇おうとし網の中に捕まってしまった
ヴァニタス
よいしょ
少しは働くため上昇していくフブキ入の縄を掴んで止める
フブキ
パワチャン!ヴァニタス!早く逃げて!
フブキ
私は変身すれば逃げられるから!
そう言いメダルを取り出すフブキ
駄菓子菓子
飛行船がピラミットにぶつかってしまいその破片が私達に向かって降ってくる
フブキ
キャーーー!!!
ヴァニタス
!!
その瞬間パワチャンは私の腕を引き、腕の中にフブキと一緒に隠す
フブキ
パワチャン、、、
ヴァニタス
何をしている壊れるぞ?
すると大きな瓦礫がパワチャンの腕にあたり、外れる
フブキ
パワチャン!
ヴァニタス
チッ
フブキ
、、、ごめん
涙目で謝るフブキ
パワチャン
((-  -。)(。-  -))
それに対し首を横に振るパワチャン
フブキ
ごめん、、、パワチャン、、、
パワチャン
((-  -。)(。-  -))
そしてまた首を降るパワチャン
ヴァニタス
あーもう!!サイコキネシス!!
目をかっぴらき、サイコキネシスを発動する
そして瓦礫をすべて浮かせ遠くの方に追いやる
ヴァニタス
くっ
目が焼けるように熱い
そう、何を隠そうサイコキネシス及び目を使う能力は基本的代償が伴うのだ
するとパワチャンは瓦礫を飛行船の方に向けて投げ、カメラらしきものを壊した
湖にて
フブキ
もー無茶しすぎだよ二人共
そう言いフブキはパワチャンの腕を直している
私は目が軽い火傷を起こしているのでなんかガーゼを巻かれた
フブキ
パワチャンはいくら痛みを感じないからってメカが傷つくのを見るのは嫌なんですけど
ヴァニタス
まったくだ!
そう言うと明らかにショボンと落ち込むパワチャン
フブキ
ヴァニタス、貴方もよ
ヴァニタス
フブキ
自分のことを天才とか言ってて目を傷つけるとか本当に天才なの?
ヴァニタス
、、、
めっちゃ言うやん、、、
私はパワチャンと一緒にショボンとする
フブキ
でも
パワチャン
?
ヴァニタス
?
フブキ
すっごく格好良かったよ二人共
パワチャン
!?
ヴァニタス
、、、
フブキ
助けてくれてありがとう
パワチャン
、、、
ヴァニタス
、、、//
パワチャンは照れたように頭をかき
私はそっぽを向く
久しぶりだよこう純粋に褒められたの、、、
大体可愛いとか美人とかそんなもてはやす言葉だったからね、、、
するとパワチャンの腕から火花が散る
フブキ
?うまく接続できてない、、、どこか間違えちゃったかな、、、
するとパワチャンはフブキから工具を取り、自分で直し始めた
ヴァニタス
おー自己修正機能もついているのか、、、
あ、そこをこうした方が良くなるぞ
パワチャン
!!
ホントだ!というふうな仕草をするパワチャン
すごいすぐ覚える
将来安泰だなこりゃ
フブキ
え、貴方も機械に詳しいの?
ヴァニタス
ちょっとかじる程度にはな
フブキ
えー本当?
ヴァニタス
、、、あぁまぁその腕に胡瓜を栽培できるようにするぐらいだったらできるぞ
フブキ
何そのいらないけどハイテクそうな機能
ヴァニタス
つけようか?
そう尋ねるとパワチャンに全力で拒否られた
マタロウ
え、フブキさんまだ帰ってきてないの!?
コマ
うんそうみたい、、、
寺刃ジンペイ
パワードスーツとめっちゃ逃げてんだろーな
マタロウ
大丈夫かな、、、
寺刃ジンペイ
平気だろあいつメカ大好きだし
マタロウ
それ平気な理由になってる?
ていうかあなたの下の名前さんも用事があって今日此処にいないし、、、
寺刃ジンペイ
えーあなたのニックネームいねーの?!
気分乗らないな〜
コマ
そうだね〜
フブキ
んんーん!
パワチャン
、、、
フブキは背伸びし、パワチャンは起動し立ち上がる
そしてあなたの下の名前ことヴァニタスは、、、
ヴァニタス
、、、あと十分、、、
フブキ
はよ起きんかーい!!!
ヴァニタス
( ゚д゚)ハッ!おはよう二人共
よく眠れたか?朝ご飯いるか?
フブキ
あーうんなんで毛布とか布団一式持ってるのかは謎だったけど寝心地は良かったわ、、、
そう、昨日の夜、飴を直してもらったお礼と飯抜きなのは嫌なので二人に晩御飯(とは言っても片方はロボットなのでエネルギー)を振る舞ったあと

地面に寝るのは流石に躊躇する(廊下で寝てたやつが何を言う)ので布団(前回からの学習)を出してみんなで寝た

流石に変身しっぱなしとは思わなかったが別にいいだろ
知らんけど
するとフブキはパワチャンに向き直ってこういった
フブキ
ねぇパワチャンってさ人間でしょ
ヴァニタス
え、逆に人間じゃないのか!?
パワチャン
!?
フブキ
今ギクッとした?図星なんだね!わかりやすい
ヴァニタス
心理学使うまでもないほどの素直さ
全人類は見習うべきだ
パワチャン
、、、(褒められてる???)
フブキ
だってパワチャンのあの仕草は(空を見上げたり照れたり)人間しかしない仕草なのよ!
ヴァニタス
よく知っているな
まあたしかにロボットは照れたりしないもんな
パワチャン
、、、
フブキ
そのパワードスーツを動かしているのは紛れもない人間の貴方よ
ヴァニタス
まあ人間でもいいやつなんだろうね君は
会ってみたいと思うよ
パワチャン
、、、
するとパワチャンは後退りし始める
しかし後ろには私がいるため多分大丈夫だ!
フブキ
そっか!知られたくない事情があるんだね、、、
すると次の瞬間後ろを向き私を担いで逃げ出した
、、、え?
ヴァニタス
私はいるのかァァァァァァ!?
フブキ
あ、パワチャン!!ヴァニタス!!
ヴァニタス
次回予告
いやー揺られ続けてはや数分
今まさに吐きそうだよ
ふふふ、、、
おえっ
蓮華dayo☆
蓮華dayo☆
ここで吐かないでね!?
次回
パワチャンの正体は暴いてもいいが私のは暴かないでくれ!!
次回も見てくれよな!

プリ小説オーディオドラマ