第5話

四話・サッカー部が廃部!!
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2022/08/03 09:41
ある日のサッカー部の練習中
本土に行きたいと望む仲間達
そして、俺(稲森明日人)と道成キャプテンで校長室ヘ交渉しにいった。
明日人
明日人
島を出て練習試合に、行かせて下さい!
と校長先生に掛け合ったが、しかし……
冬海校長
練習試合?
残念ながらそれどころでは、ありませんよ…
明日人と道成に背を向けたまま、思わせ振りの事を言う…
冬海校長
サッカーは、熱くなり過ぎました。
伊那国はその熱さについていけなくなったのですよ
道成キャプテン
どうゆうことですか?
今まで黙っていた、道成が口を開いた。
冬海校長
君たちは、スポンサー制度というものを聞いたことがありますか?
明日人
明日人
確か、本土の方で始まった制度ですよね?
冬海校長
そうです…
でも、この伊那国中には、スポンサーは居ない…
道成キャプテン
まさか、廃部ってことですか?
冬海校長
そうなりますね……
明日人
明日人
そんな、俺達は、まだサッカ……
ドゴン、ボンッ
外の騒音が気になったので、俺(稲森明日人)とキャプテンは、グランドへと向かう。
冬海校長
まったく……熱いですね。
サッカーをやる連中は…
と冬海校長が不味いものでも口に、したように呟いた事を明日人達は、知らない…


そして、グランドでは……ゴールネットがグニャグニャに曲げられていた。
明日人
明日人
何だよこれ…
サッカーグランドが!
万作
明日人これは、どうゆうことだ…
明日人
明日人
サッカー部が廃部って言われて…
万作
廃部だと!!
そして、明日人は、工事作業員の所へ抗議しにいった
明日人
明日人
やめてください、此処は、俺達のグランドなんです!
「もうここは、別の用途に使うことが決まっている、邪魔だあっちへ行ってろ!」
と言われてしまった 
その後、俺は、工事作業員に掴みかかった。
明日人
明日人
待ってください!
「どけっ!」と言われ、突き飛ばされた
だが、俺は、諦めなかった
明日人
明日人
うぉおおお!
それでも俺は、起き上がり、ボロ泣きしながら、しがみついた。
万作&道成キャプテン
明日人、もうやめろって
明日人
明日人
やめない!俺は、サッカーを、絶対にやめねぇぞぉおお!
土埃で真っ黒な俺の顔には、いく筋も涙の跡ができていたという。
校庭の隅で、俺は、傷の手当てを受けていた。のりかのハンカチが俺の頬を拭う。
のりか
サッカー部の廃部は許せないけど、こんな無茶して
明日人
明日人
じゃあ、のりかは平気なのか?
サッカーができなくなって?
のりか
そりゃ、もちろんいやだけど…
道成キャプテン
一時的に、工事をやめさせても
根本的な解決にはならない…
万作
サッカーを続けるには、何か手を考えないと…
明日人
明日人
俺は、サッカーをあきらめない!
絶対に、あきらめない!
俺は、ハンカチを握りしめた。

するとそこへ、氷浦が駆けつける。肩で息をしながら、早口で告げた。
貴利名
貴利名
大変だ、明日人。おまえのお母さんが……
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あなた

中途半端ですが、ここで切らせて頂きます。
五話でお会いしましょう。Bye

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