まただ、また、
じょんぐがからの言葉に体が反応してしまう
そこまで送ると直ぐに既読が着いて、その瞬間電話がかかってきた
どうしたんだろう、と思ってドキドキしながら電話に出た
そう返事をするとプツッと電話が切られた
早く来て、今すぐ顔が見たいよ。
電話が切れてすぐ、僕は1時間ほど前にじょんぐがが送ってくれた場所まで来た
直ぐにじょんぐがはやって来て僕を見つけるなり走ってこっちまでやってきた
そのまま勢い良く僕に突っ込んできて ぎゅうっと抱きしめられた
じょんぐがはより一層僕を強く抱き締めたあと、そっと体を離して僕の顔を見つめながらこう言った
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編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。