第2話

第一話 這いよる混沌
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2026/07/05 03:22 更新
「それは、這いよる混沌。
 それは、緩やかなる破滅。
 それは、純粋で悍ましいまでの好奇心。
 それは、沸騰する混沌の核。」
───「這いよる混沌(著:セト=ナイアル)」序文より

今とさほど変わらない未来、某県の■○村(改変済み)。
駅を降り、目的地へ向かう僕は、蝉時雨を浴びている。
前まで桜の花びらが舞っていた気がし、時の流れの早さを感じていた。
伊織
「「やぁ!僕は白鐘伊織しろがねいおり
  どこにでもいる高校生だ!」」
伊織
「「夏休みの宿題を終わらせ部活中。何部かって? オカルト部よ。新入生の世良以外幽霊部員だけど」」
「怪事件!
時は遡ること一週間前。
「怪事件!某県の■○村(改変済み)にてミステリーサークル大量発見!?」
こんなニュースが都市伝説界隈を揺るがした。
人口230人程の村でミステリーサークルがいくつかの畑に10個発現した。
そして家から離れた倉庫や小屋が竜巻の後の様に崩れていたそうだ。
そんな事件の全てを解明するため、伊織は◾︎○村(改変済み)に向かったのだ。

日は傾き、月が時期に暗くなる世界を照らそうとしている中、伊織は廃校の前にいた。
伊織
ふぅ。いくら泊まるとはいえ遠いな。
伊織
しっかしここが事件被害に遭った場所の距離から予測した犯人のアジトだが合っているのか?
???
貴様!
伊織
なにか喋ったか?
周りに誰も居ないが…
???
私はここにいる!
早くここから出してくれ!
校門下にあるダンボールがゴソゴソと動いていた。
伊織は訝しつつもそれを開けた。
ニャル
よくやった!
貴様、名を名乗れ!
漆黒の狐と形容できるだろうか。
その不思議な生き物は上から目線でそう言った。
伊織
はぁ?
お前こそなんだよ?
ニャル
悪いな
吾輩は何も覚えておらんのだよ
伊織
ったく、面倒ごとに巻き込まれた…
でもコイツなんで人語を?
戸惑ったものの、伊織はいつもの冷静さを取り戻した。
しかし、謎は多い。名前がない事、狐の様なのに人語を扱う事、そしてなぜか記憶喪失であること。
伊織
君…
そうだな、名前ないと不便だな。
ニャルってのはどうだ?
ニャル
その名気に入った!
して、なぜこんな辺鄙へんぴな土地に
貴様の様ないかにも都会育ちな若者が?
伊織
ったくいかにも都会育ちの若者って…
はぁ、話せば長くなるな…
かくかくしかじかあってだな、
ニャル
そんなことなら協力するのも
やぶさかではないな…
訳を聞いたニャルはそんなことを言った
ニャル
この建物から妖…あるいは妖術の様なものを操る者がいる気配がする。
伊織
異能力…
呪術○戦的な?
ニャル
さあな
俺はそれを知らん
伊織
(この返し方で知らねぇーの!?)
なんでもない行こう。(へ?ガチ偶然なん?)
そんで上から目線やめてくれ
そうして廃校の中へ向かった。
想定よりも整っていて、何者かが管理している様にすら見える。ニャルが先導してくれるものの、不安と戸惑いが隠せない。
ニャルの言ったあやかしか妖術者の類という言葉が頭から離れない。そもそもニャルは味方なのか?妖なのか?安全なのか?多くの不安が脳を横切る。
しかし、時の流れは無情だ。ニャルが歩みを止めたため、目的地についたようだ。
そこは音楽室だった。
ニャル
ここだ
伊織
見る限り何もいないが?
ニャル
ここで間違いないはずなんだが…
何もいないな
伊織
勘違いとかjー
「バリバリバリ!」
学校中に割れるような轟音が響き渡った。
その瞬間には伊織の視界は暗くなっていた。
ニャル
カァッ…
ニャルが自身の形を薄く大きく変え、
壁となり伊織を守ったのだ。
足を痛めたため、何か支えられる物はと思い伊織は辺りを見渡すが、廃校のあった場所は平地となっていた。瓦礫まみれで暗く、辺りはあの事件があったのに妙とまで思える程の静かさだ。
伊織
何が起きた…
ってニャル!どうしたんだ!
出会ってばかりの僕の為にこんな…
ニャルの具合を見たが良いものではなさそうだ。
大量のガラスの破片が体に突き刺さっている。
そんな中、月夜に照らされた怪しい人影が現れた
???
人間…高校生といったところか。
なぜこんなところにいる。
そしてお前は…怪異がなぜ人を庇う?
伊織
何者だ…!
???
あー殺し損ねた?隠せなくなっちゃうね。
ここまでバレたんだ、しっかり殺してあげるよ。
そんな言葉と同時に大きな風が吹いた。瓦礫が退き、ヤツにゆっくりと寄る。まるで謎の人物…主人を支えるかのように。
「風を操れるとでもいうのか?」
足が折れていて動けない。謎の人物に殴られ、意識が朦朧とする中、伊織はそんなことを考えていた。
しかしその時の伊織は気づいていなかった。後ろからの足音と人影の醜く歪めた顔に。
???
ったく被害者まで出てんな
???
仕方ないよ。
ここまで大規模だと民間人僕らみたいに気づく人が出る。
???
こりゃ報告書が長くなるなぁ〜
ってやべっコイツ意識失いかけてるぞ
???
大丈夫ですか?安心してください。
我々S.P.E.C.T.R.E.が来たからにはもう安全です。
伊織は薄らぐ意識の中、そんなことを聞いた気がした。
何か刺されたような感覚がし、次の瞬間には体が軽くなった。
???
一時的な応急処置を施しました。
とはいえ怪我人であり被害者ですので
悠人君、ほどほどにお願いしますよ。
悠人
おう!任せな。
強そうだがぁこの程度、
俺なら3分もかからねぇな。
月明かりだけが照らす闇夜に火が瞬き、舞った。
この時の伊織にはこの程度の説明しかできなかったが、3人が強い事は嫌でもわかった。
それから3分ほどしただろうか。
火は消え、人影がが膝から崩れ落ちた。
伊織
怪我処置と守っていただけた事、大変ありがとうございます。
僭越ですが、お二人にお聞kー
悠人
うおっ倒れた…大丈夫か?
ちゃんと処置したんだろうな石田のオッちゃん?
哲也
処置は問題ありませんよ。
過度の疲労、緊張などから引き起こされる
気絶でしょう。大怪我を負っている民間人ならこんなものですよ。
哲也
それとオッさん呼びしないでくださいと言いましたよね?
29ですよ、失礼とは思わないのですか?

はぁ、3人は誰だったんだ?夢なのか?あの2人は仲間なのか?ニャルは大丈夫なのか?
意識を失った伊織は魂で考え続けていた…
あとがき
さぁ始まりました!「NØVA」!
いきなり意味のわからない第一話ですみません…
呪術廻戦ネタ伝わるといいなぁ〜

わけ分からん謎がいっぱいあると思います!
「(改変済み)」は何に何が何目的で改変を行った後か?
最初の伊織の言葉はなぜ鉤括弧が二重?
最初の「這いよる混沌(セト=ナイアル)」とは…?
S.P.E.C.T.R.E.とは?
ニャルはどうなった?
ぜひともコメント欄で考察お待ちしております!
最初の3つの伏線は少しずつ回収していくので、待っててください!

完結まで長いでしょうが、よろしくお願いします!
よろしければ フォロー・コメント、拡散等々していただけると幸いでございます!
では第二話でまたお会いいたしましょう〜!

追記
コメント欄のアイデアは物語に合うものであれば積極的に取り入れていくのでよろしくお願いします!
次回はS.P.E.C.T.R.E.と2人について深掘りする予定です!
公開お待ちください!(説明回みたいになるけどユルシテ…)

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