「それは、這いよる混沌。
それは、緩やかなる破滅。
それは、純粋で悍ましいまでの好奇心。
それは、沸騰する混沌の核。」
───「這いよる混沌(著:セト=ナイアル)」序文より
今とさほど変わらない未来、某県の■○村(改変済み)。
駅を降り、目的地へ向かう僕は、蝉時雨を浴びている。
前まで桜の花びらが舞っていた気がし、時の流れの早さを感じていた。
「怪事件!
時は遡ること一週間前。
「怪事件!某県の■○村(改変済み)にてミステリーサークル大量発見!?」
こんなニュースが都市伝説界隈を揺るがした。
人口230人程の村でミステリーサークルがいくつかの畑に10個発現した。
そして家から離れた倉庫や小屋が竜巻の後の様に崩れていたそうだ。
そんな事件の全てを解明するため、伊織は◾︎○村(改変済み)に向かったのだ。
日は傾き、月が時期に暗くなる世界を照らそうとしている中、伊織は廃校の前にいた。
校門下にあるダンボールがゴソゴソと動いていた。
伊織は訝しつつもそれを開けた。
漆黒の狐と形容できるだろうか。
その不思議な生き物は上から目線でそう言った。
戸惑ったものの、伊織はいつもの冷静さを取り戻した。
しかし、謎は多い。名前がない事、狐の様なのに人語を扱う事、そしてなぜか記憶喪失であること。
訳を聞いたニャルはそんなことを言った
そうして廃校の中へ向かった。
想定よりも整っていて、何者かが管理している様にすら見える。ニャルが先導してくれるものの、不安と戸惑いが隠せない。
ニャルの言った妖か妖術者の類という言葉が頭から離れない。そもそもニャルは味方なのか?妖なのか?安全なのか?多くの不安が脳を横切る。
しかし、時の流れは無情だ。ニャルが歩みを止めたため、目的地についたようだ。
そこは音楽室だった。
「バリバリバリ!」
学校中に割れるような轟音が響き渡った。
その瞬間には伊織の視界は暗くなっていた。
ニャルが自身の形を薄く大きく変え、
壁となり伊織を守ったのだ。
足を痛めたため、何か支えられる物はと思い伊織は辺りを見渡すが、廃校のあった場所は平地となっていた。瓦礫まみれで暗く、辺りはあの事件があったのに妙とまで思える程の静かさだ。
ニャルの具合を見たが良いものではなさそうだ。
大量のガラスの破片が体に突き刺さっている。
そんな中、月夜に照らされた怪しい人影が現れた
そんな言葉と同時に大きな風が吹いた。瓦礫が退き、ヤツにゆっくりと寄る。まるで謎の人物…主人を支えるかのように。
「風を操れるとでもいうのか?」
足が折れていて動けない。謎の人物に殴られ、意識が朦朧とする中、伊織はそんなことを考えていた。
しかしその時の伊織は気づいていなかった。後ろからの足音と人影の醜く歪めた顔に。
伊織は薄らぐ意識の中、そんなことを聞いた気がした。
何か刺されたような感覚がし、次の瞬間には体が軽くなった。
月明かりだけが照らす闇夜に火が瞬き、舞った。
この時の伊織にはこの程度の説明しかできなかったが、3人が強い事は嫌でもわかった。
それから3分ほどしただろうか。
火は消え、人影がが膝から崩れ落ちた。
はぁ、3人は誰だったんだ?夢なのか?あの2人は仲間なのか?ニャルは大丈夫なのか?
意識を失った伊織は魂で考え続けていた…
あとがき
さぁ始まりました!「NØVA」!
いきなり意味のわからない第一話ですみません…
呪術廻戦ネタ伝わるといいなぁ〜
わけ分からん謎がいっぱいあると思います!
「(改変済み)」は何に何が何目的で改変を行った後か?
最初の伊織の言葉はなぜ鉤括弧が二重?
最初の「這いよる混沌(セト=ナイアル)」とは…?
S.P.E.C.T.R.E.とは?
ニャルはどうなった?
ぜひともコメント欄で考察お待ちしております!
最初の3つの伏線は少しずつ回収していくので、待っててください!
完結まで長いでしょうが、よろしくお願いします!
よろしければ フォロー・コメント、拡散等々していただけると幸いでございます!
では第二話でまたお会いいたしましょう〜!
追記
コメント欄のアイデアは物語に合うものであれば積極的に取り入れていくのでよろしくお願いします!
次回はS.P.E.C.T.R.E.と2人について深掘りする予定です!
公開お待ちください!(説明回みたいになるけどユルシテ…)












編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!