第20話

強盗犯撃破。
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2026/05/15 09:00 更新










白石あなた
… ふぅ、びっくりしたね、みんな










私は手元の拳銃を素早く解体し、

弾倉を抜いてから床に置いた








緊張が解けた私とは違い、

周囲の静寂は解けないまま。










一般客たちは、犯人の暴力よりも

今の私たちの「あまりにも異常な強さ」に

声も出さずに固まっていた









松田陣平
おい、あなた!











松田が、一歩、

また一歩と私に近づいてくる。










松田陣平
お前っ、人質になるような真似は二度とすんな!
松田陣平
心臓に悪いんだよ…!
白石あなた
ごめんね?でも私強いから
松田陣平
そういうことじゃなくてな、!
松田陣平
…はぁ、チッ










松田は乱暴に私の頭を引き寄せ、

自分の胸板に顔を押し付けた










バクバクと波打つ彼の心臓の音に

心配をかけてしまったんだと少し反省する










萩原研二
あなたちゃん、ダメだよ
萩原研二
せっかく俺たちが守ってあげようとしたのに
自分から“死神”に戻っちゃ
萩原研二
あのお兄さん、顎の骨多分砕けてるよ?
白石あなた
… あれ、力入りすぎたかな、?










私は床に転がる犯人を

何食わぬ顔で見下ろし、首を傾げる










降谷零安室透
砕けるどころじゃない
降谷零安室透
後遺症が残るのは確実だろうな










ゼロが、犯人の一人を

拘束しながらため息をつく。










ゼロの瞳には、犯人への怒りはもちろん、

目の前で躊躇なく“死神”の姿に戻った私への

複雑な感情が渦巻いているのが分かった。










萩原研二
あのさ、あなたちゃん、
萩原研二
俺たちがいる前で、わざわざ君が
手を汚す必要なんてないんだよ?
萩原研二
君はただ、俺たちの後ろで「怖いよー」
って泣いてくれればいいんだから
諸伏景光
萩原の言う通りだよ
諸伏景光
あなたがあんな奴に触れられたかと思うと、
… 俺は吐き気がする










ヒロが、倒れた犯人の胸ぐらを無造作に掴み、

壁際へと引きずり、拘束する。

その動作はいつもの彼からは

想像もつかないほど乱暴だった










諸伏景光
こいつらの後始末は警察が来る前に終わらせよう
諸伏景光
俺たちのことが知られれば、
面倒くさいことになるからね
降谷零安室透
ああ、そうだな










松田は、周りに集まった野次馬達を

「見るんじゃねぇ」と

言わんばかりの眼光で睨んでいる










そして、私の目の前に立つと、

私の頬を両手で挟み込んだ










松田陣平
次同じことしてみろ
松田陣平
その時は、… 俺らがお前を監禁して
一歩も外に出られねーようにするからな










「何言って、」と

笑って軽くあしらおうとしたのに

松田のその真剣な表情から

何も言うことができなかった











犯人を拘束し終えたゼロが

私の近くまで歩み寄り、

さっきまで男の手が回っていた私の首筋を、

自分の手のひらで上書きするように触れて来た









降谷零安室透
… 松田の言う通りだ
降谷零安室透
今のあなたは公安の者ではなく、
ただの、どこにでもいる一般女性だ
降谷零安室透
これ(暴力)は僕たちに任せて、
君はただ、僕たちの近く(監視下)にいればいいんだ
白石あなた
… うん、ごめんね










予期せぬ出来事で

彼らの底知れない執着を見た気がして、

私は思わず息を呑んだ



















シーラス様、月城がるん様✨
スポットライトありがとうございます😭😭😭


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