今とりあえず帰りのバスに乗ってるんですが…

なぜ、なぜ夜久先輩が隣に居るｯｯ？！！！

そう、これはクロさんがバスに乗る前

なんて言ったから……ｯ

しかも当の本人は、

やっぱり孤爪が隣だし？！なんなのあの2人接着剤でも付いてる？？いっそ夫婦になれば？？？？

そうすれば一瞬で学校に着くし…普通ならね？この状況はすっっっっごく喜ばしいことなんですよ？？でも、さっきの事が頭の中にまだあるから変に……ねぇ？？？わかる？？

ﾌﾞｰﾌﾞｰｯﾌﾞｰﾌﾞｰｯ

寝ようとしたとこに誰かから電話が…

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スガさん【着信中】


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ﾋﾟｯ

菅原【元気だなぁ〜？もしもし菅原孝支ですよ！！】

菅原【そりゃ嬉しいべ笑】

菅原【んー？いや、特にないかなぁ…ただ尾崎ちゃんと喋りたいなぁって】

おぉっと、こりゃまた……

菅原【何だソレw俺天然なんて言われたことないぞ？】

菅原【ホントホントwwやっぱ尾崎ちゃん面白いなぁw】

菅原【じゃあもっと照れていただいて♡】

菅原【あ、マジで？ww】

ヤバい、スガさん最高すぎるw

スガさんと電話してると隣からボソッとなにか聞こえて見てみると

ﾎﾟｽｯ…

菅原【？尾崎ちゃん？すごい喉痛めそうな声聞こえたけど、大丈夫？】

スガさんの声が一瞬遠くなるのが分かる。

だって、夜久先輩が…私の肩に、

私の肩に頭を預けて目をつぶりながら言う夜久先輩だけど、

違う、違わないけど違う夜久先輩…

距離が近いのｯｯｯ！！！！！！

私158で夜久先輩確か165とかでしょ？！
身長近いから顔近くなるのｯ！！

菅原【…切った方が良さそうな感じ？？】

むしろ切らないでｯｯ！！！

切ったら心臓破裂するｯ

菅原【そうか？…あ、そうそう！清水がさ…】

ごめんなさい、すみません…スガさん､､自分で切らないでって言ったのにせっかく話してくれた内容、ほとんど頭に残ってません…

そしてすっごく長く感じた帰路がやっとこさ学校に到着。

まだ仕事が残ってた()

少し控えめに揺さぶって夜久先輩に呼びかける

まだ寝ぼけているのか目をうっすら開けて


優花。

そう言った。

夜久先輩が居なくなったバスの中でへたり込む。

優花って、だれ？彼女？友達？

それとも、先輩の、好きな人…？

気にしちゃダメだ。

夜久先輩の口から聞くまで…は、

急いでみんなの所に行く。


バスを降りた時…優花が誰なのか分かった。

ーNEXTー