何があったかを説明させてもらおう。
遡ること数時間前────
思わず、きょとんとした声を出してしまった。
ということだ。
中年の男性は、俺の淹れたコーヒーを飲んだ。
それから、その人と世間話を数分間し、お会計を済ませた後、男性は店から出ていった。
しばらくして、次のお客さんが来た。
銀髪のロングヘアーと、黒いスーツ姿が印象的な女性だった。
俺は、少し慣れてきたコーヒーを淹れる作業を始めた。
作業をしながらお客さんとの会話をする……結構大変だ。
女性は、コーヒーを飲み始めた。
その後も少し世間話をして、お会計をすませたあと、女性は店を出ていった。
その後も何人かお客さんが来たが、俺はだんだんと慣れていったため、それほど苦ではなかった。
蓮のカバンの中から、モルガナが顔を出してきた。
俺は棚から、水と猫缶を出し、皿に移してからモルガナに与えた。
さっきのモルガナの食事を、二階に持っていった。
その後、一階に降りたが暇だったため、真の勉強を眺めていた。
とりあえず、労いのコーヒーを淹れてみることにした。
真が飲めるかはわからないが。
カレーを少し温め、皿に盛り付けた。
蓮がとても美味しそうにカレーを食べているのを見て、俺は安心した。
その後は惣治郎さんが帰ってきて、俺の店番の一日は終了した。
To be continued
















編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。