「風間くん、今日もかっこいい♡すき♡私と恋の実験しよ?♡」
みことの声は甘く、瞳はキラキラ。手には小さな試験管を持ちながらも、その目は完全に風間に向けられている。
しかし、風間はクールなまま腕を組み、静かに首を横に振った。
「やらない。俺はそんな実験嫌いだ。」
みことは一瞬ショックを受けたが、すぐにニコッと笑い、ぷりっと頬を膨らませた。
「えーん、ケチぃ〜!💦でも…しょうがないなぁ…じゃあ手伝ってくれるだけでいいよ?」
「……手伝うのは実験だけだ。恋は関係ない。」
風間の声は冷たいけれど、どこか優しさが滲む
みことはその言葉に胸キュンしつつ、ニコニコしながら試験管を差し出す。
「いいの、いいの♡それでも私、れいくんのそばにいれるだけで幸せだから♡」
その瞬間、風間の目がわずかに柔らかくなる。クールな彼の心も、みことのデレデレパワーには抗えない――。








![# "普通" の社畜、悪役である…。 [⚙️]](https://novel-img-gcs.prepics-cdn.com/prcmnovel-tokyo-prod-converted-images/p/8274db4275bc7cde71dd73a5a72b07973640647c/cover/01J829XNCGVASSAY1BZ5JYJ9J0_resized_240x340.jpg)


編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。