第31話

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2019/05/25 14:44



俺は、すぐそばにいたタクシーに乗り込み
先輩から渡されたあなた先輩の
家の住所を伝えた。










車が発進したあと
俺の膝の上で寝てるあなた先輩を見た。









こんな先輩初めて見た…。











先輩の寝顔に見とれていると















あなた

ん…エイジ…




そうハッキリと
俺の名前を呼ぶから思わずドキッとした。










あなた先輩の、
髪、ほっぺた、唇、その寝息も
全部が可愛くて可愛くて仕方なかった。









エイジ
エイジ
先輩…






手が先輩の頬に触れようとした時











タイミングよくあなた先輩の
家に着いた。

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