福本side
今日、朝起きたらだるさを感じた。でも、熱計ったら余計にしんどくなる気がして、大学へ行った。なんとか大学のテストは受けれたけど、雑誌の撮影に向かった時には限界がきていて、倒れるように寝てしまった。そして、案の定みんなに心配されたんだけど…みんなうるさいです。
正門「ごめんなぁ…うるさくて。寝れへんやろ?」
福本「(。_。`)コク」
正門「大晴が寝れへんから、静かにしてや。特にまさやと誠也くん!」
さの末「ごめんなさい…」
福本「まっさん…ひざ…」
熱が出たら、人肌が恋しくなるんやな。誰かに膝枕して欲しくなって、1番近くにおったまっさんに声かけた。
正門「ん?」
福本「ひざ、かして」
正門「あ、膝枕?ええで。おいで」
福本「んっ」
まっさんの膝枕落ち着くな…気づいたら寝てしまってた。
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。