第10話

バイク。
614
2022/11/04 01:11
ブオオオオオオオオオッ
黛灰
(風強…)
あなた
灰君ッ!
あなた
落ちないでねぇぇぇぇぇッ
黛灰
…うん。
先生はたまにバイクに乗せてくれる。




先生のおっきい背中でなんも見えないけど。



先生の温かさと心音


これをするためにやっているも過言では無い。
黛灰
せんせぇわ!
黛灰
あったかいね!
あなた
…そぉぉぉぉッ?
黛灰
うん!
大きい声を出すのは疲れるけど。
あなた
ふはぁ!
あなた
やっぱ外の空気は美味しいねぇ!
黛灰
…スゥー
黛灰
ハァ〜
あなた
あなた
たまにはいいでしょ。山も。
黛灰
…そうだね。
黛灰
ねぇ…先生はなんでそんな
黛灰
俺に尽くしてくれるの?
あなた
え?
あなた
うーん。
あなた
僕は自分がしたいと思ったことを
してるだけだから
あなた
そんな理由はないな〜
黛灰
そっかぁ…
あなた
ヨシヨシ
黛灰
!?

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