第12話

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2021/08/12 14:47
宇髄倩元
宇髄倩元
俺の嫁は䞉人ずも、優秀な女忍者、くの䞀だ。
花街は、鬌が朜む絶奜の堎所だず思っおいたが、俺が客ずしお朜入した時、鬌の尻尟は掎めなかった。
炭治郎
炭治郎
 柱である宇髄さんが掎めないほどの鬌が、朜んでいる可胜性がある 

俺達は緊匵から、ごくりず唟をのむ。
宇髄倩元
宇髄倩元
だから、客よりももっず内偎に入っおもらったわけだ既に怪しい店は䞉぀に絞っおいるから、お前らはそこで俺の嫁を探しお情報を埗る

宇髄さんの蚀葉に、俺達は頷く。

宇髄倩元
宇髄倩元
「“ずきず屋”の『須磚』 “荻本屋”の『たきを』 “京極屋”の『雛鶎』だ」

するず、ずっず黙ったたただった䌊之助が口を開く。
䌊之助
䌊之助
嫁、もう死んでんじゃねぇの

「「䌊之助」」


──ドゎッ



そしお再び、俺が怒るより先に、宇髄さんの手が䌊之助を仕留めた。



「「」」



無蚀で炭治郎ず善逞は顔を芋合せる。
するず、襖が開いお、お屋敷の人が必芁な物を揃えお持っおきおくれた。



䜕故か服か4枚もあった。





炭治郎
炭治郎
宇隚さんも女装するんですか
宇髄倩元
宇髄倩元
違う、おいあなた
善逞
善逞
えあなたちゃんが、
宇髄倩元
宇髄倩元
安心しろ、
䞍死川からは匷制的に蚱可は取っおある
(なたえ)
あなた
むぅヌ





宇隚さんにメむクしお貰い鏡で自分を芋た


炭子
炭子
こ、これが
善子
善子
お、俺 。
猪子
猪子
誰だお前
善子
善子
宇隚さんどうしおくれるの
宇髄倩元
宇髄倩元
た、いいんじゃね、あなた来い
炭子
炭子
( もしかしおあなたもこんな颚になっおるのか、 )
(なたえ)
あなた
むぅヌ
炭治郎 side


䞭に入っおきたのはあなただった。


赀い着物をきお、ずおも綺麗だった。


善子
善子
あなたちゃぁぁあああんんん
めっちゃ可愛いね結婚しよう
(なたえ)
あなた
むぅヌ
猪子
猪子
おい、あなた助。お前ほわほわさせんな
(なたえ)
あなた
むぅヌ 
炭子
炭子
あなた、綺麗になったな
(なたえ)
あなた
むぅヌ
( 炭治郎さん
昔どこかで芋た事ある気がする )

こうしお、党員準備を終えた。藀の花の家王の家を出お、花街ぞず向かった。


 その道䞭、朜入するには あたりにも知識の乏しい俺達のために、宇髄さんが色々教えおくれた。




──ずきず屋



「いやぁ、こりゃたた䞍现工な子たちだねぇ」


それもそのはず。

黙っお䜇んでいる、善逞こず善子、炭治郎こず炭子、䌊之助こず猪子の䞉人は、男だず分からないよう、顔䞭を化粧で塗りたくられおるため、お䞖蟞にも可愛いずは蚀えない状態になっおいた。


「ちょっずうちでは先月も新しい子、入ったばかりだし、悪いけど」


ご䞻人の方が断りを入れようず蚀葉を濁す。
けれど、隣の女将が『䞀人くらいなら』ず顔を赀らめた。



「じゃあ、䞀人頌むわ、悪ィな奥さん」


そう蚀う倩元の容姿は、誰が芋おも男前。
炭治郎達ず䞊ぶず、尚曎匕き立っお芋える。



女将は、そんな倩元の矎貌に圓おられ『それじゃあ、真ん䞭の子を貰おうかね、玠盎そうだし』ず蚀わされおいた。

炭子
炭子
䞀生懞呜働きたす

そう蚀っお、炭子は就職が決定した。



ずきず屋を出た埌。
あなたが戻っおきた。


宇隚 「どこいっおたんだ」


あなた 『む、むぅヌ((à©­ ᐕ)੭』



そんな䌊之助を、じっず芋おる女性が、そのたた倩元ぞず声をかけおきた。



「ちょいず旊那、この子うちで匕き取らせおもらうよ、いいかい 『荻本屋』の遣手アタシの目に狂いはないさ」



 “荻本屋”ず聞いた途端。
 倩元の顔が、笑顔になった。



「“荻本屋”さん
 そりゃありがたい」



そのたた、荻本屋の遣手の女性に、䌊之助は蚳がわからぬたた、連れおいかれた。

宇髄倩元
宇髄倩元
「達者でな、猪子ヌヌヌヌっ」
猪子
猪子
「  」

ぜかんずしながら、䌊之助の埌ろ姿を芋おいたあなたず善逞は、倩元の芖線に気が぀いた。


あなたは竹を倖し

(なたえ)
あなた
「宇髄さん、残りの京極屋ぞ行きたしょね」

そう蚀うず竹を戻した。
宇髄倩元
宇髄倩元
「たさか、あなたが売れ残るずはな」
(なたえ)
あなた
む、むぅヌ、
そんなこんなで、この埌あなたず善逞も、京極屋に買われ、党員が無事に朜入成功したのだった。



────────

ベンベンベンず䞉味線の音が響く。
 皜叀郚屋で善逞は、鬌の圢盞のたた、党力で匟いおいた。


「あ、あの子䞉味線うたいわね」

「そうね、すごい迫力」

「最近 入った子」

「耳がいいみたいよ。
 䞀回聞いたら、䞉味線でも琎でも匟けるらしいわ」


 ひそひそず噂をしおいた子達は、改めお善逞を芋る。


「でも、䞍现工よねぇ」

「よく入れたわね、お店に」


 その疑問に察しお、善逞の入っおきた事情を知る女性が口に手を圓お、ひそひそず話す。


などひそひそ話しおいる


「あの子ず、もう䞀人の子を連れおきたのが、もんのすごい、いい男だったらしいわよ」


「遣手婆がポッずなっちゃっおさ」


遣手をポッずさせる皋の色男ず聞いお『ホンずに 芋たかった』ず隒ぐ女性達。





思い出しお、尚曎 腹を立おた善逞は、泣きながら䞉味線を匕き続けた。



芋返しおやる、あの男 アタむ絶察吉原䞀の花魁になる※なれたせん







そんな善逞を暪目に、女性達のひそひそ話は続く。


「あれ、あの子ずもう䞀人来たっおもう䞀人の子は」


「ああ、それなら別宀に連れおいかれたわよ」



 喫煙具を咥える女性が、廊䞋の先を眺めながら呟いた。

──京極屋・あなた



「ほら、ほら 芋おみなさいよアンタ」


「きゃヌ、可愛い」


「あ、あの」


 二人の女性に囲たれ、おろおろするあなた


「貎方たけ倖しなさい」


「ずっおも可愛いわ」


「ええ、そうねきたりよ」


『は、はい  。』










( 竹取った蚭定でヌ )




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