そう言ってチラッとこちらを見るベニマル
こちらの事情には私の安否確認もあったんだろうな
そう一言言って足元に水晶を投げつける
パリン
水晶の中から煙と光が溢れ出てくる
それらが晴れた時
そこには誰も立っていなかった
ベニマルの使った水晶についての話題が尽きた時
しんぺい神さんがこう言った
その言葉に
なんか忘れてたであろう人達が声を上げた
と言うか
その言葉に「うっ」と言ってしまった
なんとも酷い言われようだ
ショッピさんに反論したがコレばっかりは疑われるのは仕方ないと味方がいなくなった
そのままみなさんに寝ろ寝ろと言われ大人しく寝ることになってしまった
翌朝
なんと鬱さんが起きていた
こんな時間に起きていることへの驚きと
動けるようになるまで回復していたことへの驚きで固まった
いや、本当に珍しいから固まるしかないのだ
いつかの日幹部を起こしに行ったことから
朝、起こすのは私の仕事となった
その部屋の者の名を呼ぶ
こうして一人一人起こして行く
別に寝ていないと言う方もいるが朝食に間に合わないので呼びに行く
そう言って次の人のところへ行こうとするとバッタリと会った
相変わらず酷い言われよう
と言うか起きてよかった、じゃなくてこの時間に!?の方が先に出てくるの
私だけじゃないんだな
そして最後の一番手こずる相手
シーン
ガチャッ
扉を開けた瞬間ゴムナイフが飛び出して来る
簡単に避けるととニヤニヤしているゾムさんがダクトから顔を出していた
どこから来るんだその自信
そうしてC国との戦争を終えたwrwr国は元のように賑やかになった
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。